どうもカタカナです。
いかがおすごしでしょうか。
土曜日は「いったんお知らせ」をお送りします。
今日はめずらしくお役に立つかもしれない話をお届け!
それはそうと、カタカナはすぐに落ち込むやつです。
落ち込みすぎてフォースの暗黒面に取り込まれたとき、どうやって脱出するかが最大問題。
ペンもお金も時間もいらない手軽な方法を考えました。
落ち込む原因がやってきた、ヤア ヤア ヤア!
まあ人間生きてたらありとあらゆる落ち込みがやってきますよね。
仕事、人間関係、健康、お金などなど書き出したら止まらないくらい。
私は活躍してる10~20代前半の人を見ると落ち込んでしまうんですよ、大人気ないけど。
若くして花開く才能ってやつに超あこがれがありまして。
天才は早熟である的な才能を見ると、胸の奥の暗黒面が騒ぎ出すんです。
「私には何もない・・・」
「自分は平凡だ、価値なんてあるんだろうか」
「もうこんな歳になろうとしているのに何もできていない」
例文が無限に書けるくらい出てくる出てくる。
私の存在って何?意味あるの?と思ったら。
自分なんてこの世に必要ないんじゃないかって思ったら、試して欲しいことがあるんです。
それは、自分で自分に質問すること。
- 好きな食べ物はなんですか?
- 苦手な食べ物はなんですか?
- 好きな季節はいつですか?
- 朝ごはんは食べる派ですか?
- ネコは好きですか? とか。
どんな質問でも構いません。
4~5問もあれば十分だと思います。
どこを探したって私はこの世にひとりしかいない
先ほどの質問に対して、カタカナの答えは下記の通りです。
- 好きな食べ物:いちご、ピエール・エルメのマカロン
- 苦手な食べ物:しいたけ
- 好きな季節 :初夏
- 朝ごはんは食べずに白湯を飲みます
- ねこ好きです
これを分析・・・なんてしません。
並べるだけです。
「好きな食べ物はいちご、特別おやつはピエール・エルメのマカロン、苦手な食べ物はしいたけ、
初夏が好き、猫がすき、朝ごはんは食べずに白湯を飲む」
そしてこう考えます。
「この答えと全く同じ答えを出す人間がこの世にいるだろうか?」
↓
「絶対にいないだろう」
↓
「ということは、自分はこの世界で唯一無二の存在である」
↓
「つまり私の存在は尊い」
さらにここから、
もし私がこの世からいなくなったら、こんな貴重な存在が消えてなくなっちゃうじゃない!
つーか、私はひとりしかいないんだから絶滅危惧種やん!
もっと大切にしてあげないとあかんわ!!まで付け加えられたら最高です。
馬鹿馬鹿しいですけど、やると意外と元気がでるのでお試しいただけたら幸いです。
元ネタ公開
この方法には元ネタがあります。
大学時代、シナリオの授業で生徒から質問が出たんですよ、どうやって話を書き出したらいいかわからないと。
講師の先生の答えはこうでした。
「君、いまいくつ?(20歳)
好きな食べ物なに?(肉です)
好きな季節はいつ?(秋)
ふーん、朝めし食べる?(いいえ)」
「20歳男性、肉が好きで秋も好き、朝食は食べない。
この人が朝起きて初めに何をするか、何のために出かけるのか、いつ寝るのか、誰に会うかとか考えたらストーリーが出来そうやん?」
まずは人物のキャラクター設定を細かくやってみる。
そのキャラクターに一日を過ごさせると自然にドラマが起こる、とのこと。
その方法にも感心したんですが、同時に
「世の中に全く同じキャラクター設定の人なんかいないんだな、だからドラマが起こるんだな」
と感動したのです。
一人ひとりがキャラクターとして成立しているのよ
冒頭の質問を思い出してみましょう。
そう、質問の答えがキャラクター設定内容ということになります。
つまり、人は生きてるだけで設定を持ったキャラクターとしてすでに成立しているということ。
この時点で尊い。全員尊い。
尊い存在は一日を過ごすだけでドラマを起こします。
この世でたったひとつのすじがきでね!
もちろん、誰にも同じドラマなんてできないんだぜ!?
だから私もあなたも存在してていいの!それだけで意味があるからいいの!
自分はこの世で誰ともかぶらない、唯一無二のキャラクターであり超レアな存在。
でもつらくて悲しくて胸が一杯になると、このことをすっかり忘れてしまいます。
そんな時、立ち止まらせてくれるのが冒頭の質問。
答えるだけで、自分=質問の答えがかけ合わさって出来ている希少存在、だと気づかせてくれます。
どれだけ探したって同じ人は見つからない。
だって。
自分=SSSSSSSSSSSSSSSSレアカードだから!
地球人口70億分連続ガチャまわして1枚しかでないんだからね!
落ち込んだとき、自分には何もないって思ったときは、どうぞ自分で自分に質問してみてください。
きっと、自分に価値がないなんてどの口が言ってんだこのやろー!!ってなる(はず)!
元手はかからないですから、まあだまされたと思って試してみてください。
だましたらごめん。
今回はちょっときざな内容になってしまって、若干赤面しています。
そうそう元ネタのシナリオの授業、書き上げられなくて見事に単位を落としました、やれやれ。
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
ではまた明日。