どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
木曜日は片付けぐるり。
こんまりメソッドいちばんの落とし穴について。
先週の振り返り
先週こんな記事を書きました。
残念ながらこんまりメソッドの効果が得られなかった人の共通点3
そのうちのひとつが「適正量のカチッとポイントを感じていない」
抽象的な指針ではありますが、マインドや感覚を大事にするこんまり先生らしい考え方のひとつです。
逆に感覚的過ぎるのか、「まあ感じなくても大丈夫っしょ~」と甘く見られているのか、あまり重要視されていないメソッドでもあります。
でもこのポイントを通過しないと、リバウンドしやすくなるんですよ。
地味だけど、そこそこ破壊力のある落とし穴です。
適正量かちっとポイントとは
そもそも「適正量かちっと・・」とはと言いますと、こんまり先生はこう書かれています。
片づけをして残すモノを厳選していくと、ある時、自分の適正量に気づく瞬間が訪れます。
これは、感覚ではっきりとわかります。
突然、頭の中がカチッと鳴って、それと同時に「ああ、私って、これだけのモノを持っていれば全く問題なく暮らせるんだな」とか「これだけあれば幸せに生きていけるんだな」という感情に、体が包み込まれる瞬間がやってくるのです。
私はこれを「適正量のカチッとポイント」と読んでいます。
人生がときめく片づけの魔法 P171
こんまり先生は「このカチッとポイントを1回通過するとその後は絶対にモノが増えなくなり、リバウンドをしなくなる」とも書かれています。
カタカナの適正量カチッとポイント
私も適正量カチッとポイントを通過しました。が、訪れがとても遅く、ずっと不安な気持ちで過ごしていました。
部屋はすっかりきれいになったのに、
初めは「まだまだときめかないものが部屋にあるんだなあ。」と、
毎週のようにときめき判定をしてモノを減らしているのに、どうしてカチッとこないの?
「これだけあれば私は幸せ」なんて日がやってくるのだろうか・・・
それとも、私が鈍くて気づかなかったとか!?
「カチッとくるまで安心して減らしていい(こんまり先生)」
とはいえ、これ以上捨てるモノなんてない気がする、
私 or こんまり先生
片づけの上でどちらを信用するべきか。
・・・・間違いなくこんまり先生です。
今までの自己流はずっと失敗、でもこんまりメソッドに従ったら、一発で汚部屋脱出。
エビデンスが違い過ぎて勝負になりません。
私は引き続き黙々とモノを減らしてきました。
その日はやってきた
さて、こんまりメソッド実施から約半年。
ついにその日が来たのです。
カトラリーを片づけていた時でした。
「あ、私、これだけあれば十分だわ。」
まるで天から降ってきたように、本当に突然でした。
でも確かに、頭の中でカチッと聞こえて。
その瞬間、全てが分かったような気がしました。
鋼の錬金術師でエドが真理を理解した瞬間って、きっとこんな感じやったんやろなーと。
本当に唐突に理解しました。
カチッとの後、「何でもほしい」がおさまった
頭の中に「カチッ」が響いたあの日。それ以来、
こんまり先生の言うとおりになったのです。
私、それまで全てに対して「ほしい!ほしい!」と欲してたんですよ。
手に入れても手に入れても「ほしい」。
クローゼットに服が溢れているのに、どうしよう着ていく服がないと思うあの感じ。
持っていない何かを手に入れたら全てがよくなると思っていました
しかし、
あ、そうだった私は十分持っているんだった、
ほしい気持ちを押さえつけるのではなく、とても自然に「
まず蛇口を閉めよ
部屋が散かる原因はモノが多いことです。
収納や自分のキャパシティに対して多すぎることがほとんどなんで
じゃあなんでモノが増えるのか。
自分が持ち込んでいるからです。
買ったり、もらったりしてせっせと増やしているうちに、
バケツに蛇口から水を入れっぱなしにしていたら、
では、溢れないようにするにはどうしたらいいのか。
蛇口を閉めればいいのです。
「適正量カチッとポイント」は、蛇口である「増やす自分」
モノが入ってこなければ部屋のモノは増えませんし、
毎日1つずつ捨てるより、感覚を掴んで元を断つ。
「片づけはマインドが9割」と話す、こんまり先生ならではの視点だと思います。
技術ではないので学んで身に付けることはできないけど、一度感覚を味わったら決して忘れない。
まとめ
リバウンドしてしまうかどうかは、カチッとポイントを肌で感じられるかどうかにかかっています。文字通りターニングポイント。
キタ!と感じるまであきらめずに、気になる場所のときめきの選別を続けてみてください。
ここであきらめたらリバウンドの落とし穴にはまってしまいます。
振り返ってみると、こんまりメソッド終了直後は今の10倍以上モノを持っていた私。
そりゃカチッとなんてきやしません。
いつもの自分では十分と思っていても、自分の中の自分はまだまだと感じているのだと思います。
どれくらい減らせばいいのか、いつ来るのか、人それぞれ全く違います。
カチッが降ってくる人もいれば、ふと湧いてくる人もいて。
すべて個人の感覚ですから数値化できません。
でも選定をくりかえして、ときめき感度が最高になった時にそれは訪れます。
不安に負けずに自分の感覚とこんまり先生を信じて突き進んでくださいね。
こんまりメソッドの醍醐味を楽しんで!
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。