どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
木曜日は片づけぐるりをお届け。
今週も引き続きこんまり先生の話です。
こんまりメソッドといえば「ときめき」
先週からはじまりました「片づけぐるり」、カタカナが片づけについて、ただひたすら書くコーナーとなっております。
さて、今回はこんまり先生の代名詞といえる「ときめき」について、
ときめくか、ときめかないか。
こんまりメソッドの判断基準はほぼこの1点に集約されます。
本のタイトルだって「人生がときめく 片づけの魔法」ですからね、徹底したときめき推しです。
ときめかない → 手放す
確率2分の1のシンプルな話・・・と思いきや、
正しい順番で自分のときめきを知る
「ときめくなんて曖昧な基準じゃなくて、
ときめきなんてちゃらちゃらしたこと言われてもさ!
私だってときめきって聞いた時は反射的に「ああ・・
でもご安心あれ!
私のような人(はいないと思いますが)向けに、
衣服からはじめて、本類→書類→小物類→思い出類の順に行うのが正しいやり方として紹介されています。
ときめき=昼ドラという陳腐な発想のカタカナでも、この順番を守る事で結果ミニマリストにまでなっていますから、安心して取り組んでいただけたらと思います。
やっぱりときめきがよくわからんという方は、
服の中でも「
なぜかというと、「この服を来年も着たいか」とちょっとだけ冷静な視点を加えることができるから。
もちろん着る! → そう、それがときめきだ!
最初は「うーん、ときめいてるかな・・・たぶん・・・・」
もちろん私もそうでした。
自分の判断に自信が持てないというか。
でも繰り返していくと自然に「あ、これはときめくな」
お気に入りの服を手に持った時の気持ちと、
まあ後者は完全に私のことなんですけども。
叔母さんが近所のブティックで買ったらしき、でっかい紫陽花の絵ととビジュ―
タンスの中から発見した時は絶望しましたが、
みなさんも片づけている途中で「
それ全部、理想の部屋を手に入れるまでの前フリだと思って、そっとゴミ袋へ入れてあげてください。
前フリが激しいほど、のちのちの武勇伝になりますよ!
ときめきは自分軸を取り戻す第一歩
もしかしたら「やっぱりときめきじゃなくて、要不要でいいんじゃない?」と思われたかもしれません。
ここから私の完全な私見になりますが、ときめくという気持ちは自分が基準になっています。
自分がそれを好きかどうか。
ここがとても大事だと思うのです。
モノがたくさんある、手放せない状態って、モノと人の関係性がひっくりかえっちゃってることが多いです。
「これは高かったから持っておかなくてはいけない」とか、「いつか使えるはずだから持っておかなくていけない」「○○さんからもらったから捨てられない」とか。
いつの間にか、モノや他人が主人になってる。
そうではなく、「私が好きだから持っている」「私のために持っている」「私に必要だから持っている」と、自分が主人に戻らなくてはなりません。
判断基準を他人軸から自分軸に戻すといいますか。
それを汎用的に表現した言葉が「ときめき」なのだと思うんです。
自分のときめきを見つめる事は自分軸で考えること。
こんまり先生はそう伝えたいんじゃないかと。
自分軸で考えて自分で判断するきっかけとして、「ときめき」を提唱されているのです(とカタカナは思ってます)
ときめきは罪悪感を生まない
あとね、要不要で考えると「好きだけど不要だから手放さないといけない」という事態が発生するんですよ。
ところがどっこい、ときめくかどうかで判断すれば「不用品だけどときめくから持っていよう」という選択肢が生まれます。
ここがこんまりメソッドの懐の深いところ!
実際にこんまり先生はキッコロ・モリゾーの真緑のTシャツを、私カタカナはパンダコパンダのぬいぐるみを持っています。
生活の役には立たなくとも、「自分がときめくから選んだ」という自負がありますから全然罪悪感なし。糖質ゼロ、カロリーゼロ、人口甘味料ゼロくらい罪悪感がありません。
ときには割り切りも必要
Twitterで「ときめかないから捨てたけど、次の日からいるもので困った」というツイートをたまに見かけます。
うん、さすがにこんまり先生も「ときめかなくても保管しなくてはならないモノがある」と書かれています。
契約書とか、雪かきのシャベルとか、軽トラとか、ないと暮らせないものは無条件で持っていてOKなのです。
できれば無理やりにもときめきポイントを探してねと書かれていますが、生きるという最大のときめきのために使うものと割り切ってしまいましょう。
もしくは同じ性能で気に入ったモノと取り替えたり、自分好みにリペアするとか。
まとめ
カタカナ的こんまりメソッドのポイントは下記の通り。
・ときめく気持ちを見つめて、自分軸を取り戻す
・不用品でもときめくなら持っていて構わない
・ときめかなくても持っていないといけないモノもある
テクニックが先行しがちな片付け界において、「ときめき」という視点が生まれた事は本当に革命的なことです。
棚のサイズを測るより、自分の感情を優先したほうが片付くなんて誰も想像してませんでしたもん。
片づけの歴史もいずれ、こんまり前・こんまり後と刻まれることでしょう。
ときめき感覚、覚えられれば一生モノです。
ぜひご自分の「ときめく?ときめかない?」に耳をかたむけていただければと思います。
本日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。