どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
火曜日は食べ物の話をお届け。
今日は「え」のつく食べ物について。
今週のお題は「え」
勝手に50音順に食べ物について書くシリーズ、今日は「え」です。
えんどう!えんどう豆!
春が始まった今、まさに旬ですね。
実は2年前まで市民農園を借りて野菜を作ってたんですよ。
えんどう豆も3年間で2回チャレンジしています。
冬がはじまる頃に豆をまき、芽が出たら藁や不織布を巻いて越冬させるんですよ。
春になったらぐんぐん伸びてあっという間に実がなります。
収穫したての青豆は甘くて柔らかくて本当においしい!
豆ご飯もおいしいし、たまごとの相性が抜群ですから、卵とじや半熟玉子を乗せて食べるのもまたおいしい(サイゼリアにありますね)
えんどう豆と市民農園の思い出
市民農園の強みが「取れたての野菜を食べられる」だとすると、弱みは「一度に大量に実ってしまうこと」です。
この調整ができるからこそ、農家さんはプロなんですよね。すごい。
えんどう豆なんて、一気に伸びて我先に我先にと実りだしますからね。
最初の10房くらいは「やっとできた~、わーいわーい」って感じで大事に大事に食べます。
春が来たなあって。
ここからさらに温かくなってくると先方(えんどう豆)も気分が乗ってきて、ばかすか実るんですよ。時にはコンビニ袋(大)がいっぱいになるくらいとれる。
1キロ近く収穫してしまうと、大人2人しかいない我が家ではとても消費が間に合いません。
ゆでて冷凍できればいいのですが、
なんせうちには冷蔵庫がない・・・・
じゃあ一気に収穫しなければいいじゃない、パンがなければお菓子を食べればいいじゃないと思うでしょ?
青豆類って成長が早いんですよ!
今日はいっぱい取ったから残りは明日にしようと置いてたら、次の日には育ちすぎておいしくないの。
だからといって収穫してもすぐには食べらなくて、結局おいしくなくなるし。
目の前で最高のおいしさが失われていくえんどう豆・・・・
私のような食いしん坊がそんな光景に耐えられるわけがありません。
仕方がないので、断腸の思いで私の勤め先の方々に配りまくってました。
本当なら自分で食べたい。
でも誰かにおいしく食べてもらえるなら、それもまた良しです。
市民農園と枝豆の思い出
市民農園つながりで思い出したのですが、同じ「え」から始まる豆。
枝豆です。
えんどう豆以上に、収穫したてがおいしいんですよ!
「お湯を沸かしてから収穫しろ」といううくらい、土から離れるとどんどん甘みが減っていってしまう忙しい食べ物。
でも比較的育てやすくて、私のような素人が作った枝豆でも十分おいしく食べることができます。
しかし、ひとつ問題があるんですよ・・・・・
それは「枝豆はカメムシの大好物」だってこと・・・・・・
他の利用者から伝え聞いた話によると、カメムシは枝豆の養分を吸いに来てるらしいです。
直接かじったりはしないけど、吸われた箇所は色が黒くなっちゃうんですよね。
もちろん進入されない様に網で枝豆全体を覆うのですが、どんなに綿密に覆っても必ずやつらは入ってくるのです。
どっから入ったかわかんないの。映画のエイリアンみたいにいつの間にか進入されてるの。
たぶんシガニー・ウィバーでも対抗できないと思う。
うっかり覆いの一部分が外れてたりしたら、もう悪夢です。
枝豆全体にびっちりカメムシがつくんですよ。
小さくて茶色いやつ。
私が畑を借りていたのは大阪市内です。
一応、日本で3本の指に入る都会っすよ?
畑から3分歩いたら地下鉄・御堂筋線の駅があるんすよ?
そんな場所でもカメムシがびっちりですよ。
どっからやってきたのか。どんだけ枝豆好きやねん。
思わず白目になりますけど、このままだと枝豆が枯れてしまいます。
枝を激しく揺すったり、水をぶっかけたり、果ては一匹づつ手で取ったりして、何とかカメムシを除去していくのです。
もちろん触ったら臭いよ!カメムシだもん!
はい、これが5月の種まきから7~8月の収穫まで毎日続きます。
「おいしいものを食べるには努力が必要」と体感させてもらえる毎日でした。
農家さんは本当にすごい
本当に農家さんってすごいですよ。
枝豆とカメムシは顕著な例としても、えんどう豆もハモグリバエっていう虫が葉っぱを食べに来るし、特に有機栽培はどうしても虫との闘いが発生します。
連作障害もあるし(同じ場所で同じ作物を連続して作ると病気になりやすい)
その中で収穫時期を調整しつつ、利益になる程度の収穫量も保たなくちゃならない。
制約だらけの中で、あんなにきれいな野菜を作る農家さんを心の底から尊敬します。
スーパーでえんどう豆や枝豆を見るたびに農家さんの技術に感動しますし、
なにより「こんなきれいな野菜、たった100円でいいの・・・・!?」と心配になってしまうカタカナなのでした。
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。