どうも、カタカナことカタオカカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
火曜日は50音でつづる食べ物の話。
今回は「ら」。
食べ物界最強の50音「ら」
「ら」。
食べ物界最強の50音がやってきたといって過言ではないのではないでしょうか。
世紀末覇者レベルですよ。
・・・だって。
ラーメン以外を思いつく日本人なんていなくないですか?
1000000歩譲ってラー油とか?
でもそれって、ラー油専門店の店員さんとか普段からラー油と戯れている数少ない特殊な人なんじゃなかろうか。
次にラッコも思いつきましたが、食べ物じゃないので即却下です(一瞬でも思いついてしまった自分に罪悪感がわく)
どう考えても「ら」はラーメンの「ら」です。
ラーメンは国民食
さてさて、ラーメンのこと。
国民食といわれるくらい、私たちの生活にかかせないラーメン。
インスタントラーメンの種類は膨大ですし、毎年ぞくぞくと新しいお店がオープンしては新型ラーメンを打ち出して世間をにぎわせています。
ラーメンを愛するマニアの人もおおぜいいらっしゃいますよね。
キン肉マンでもラーメンマンはいつも人気投票上位だし。
ちなみにラーメンマンって仙人みたいな達観した人ってイメージありますけど、実は元々残虐超人なんすよね。初登場でブロッケンマン(ブロッケンJr.の父親)をこねて伸ばしてラーメンにして食ってましたもん。どんな状況だよ。
今はなかったことにされているけど、黒歴史ってこういうのをいうんだなと。
初期のキン肉マンは最高にばかばかしいので、大人になってから読むと最&高です(コミックス9巻くらいまでがおすすめ)
ラーメンは批評されやすい
すっかりラーメンマンの話になってしまいました。失礼しました。
でね、ラーメンにまつわる話で一つとても印象深い言葉があるんですよ。
「お笑いとラーメンは素人が批評できるジャンル」
発言元は元巨人軍の元木選手です。引退後に開いたラーメン屋を閉店されているのですが、その時に思ったことだそう。
確かに、ラーメンってああだこうだ文句言ってる人多いですよね。ズタボロのレビューを書かれるのもラーメン屋のイメージがあります。
ものすごく身近なジャンルだからこそ、手厳しい批評もされやすいのかもしれません。
カレーとラーメンを比べて考えてみる
ここで思ったんですよ、ラーメンと同じように国民食と言われているカレーはあんまり批評されないよな、なんでだろうって。
どっちも日本人に馴染み深い食べ物であることに変わりはないのに、ラーメンはボッコボコに叩かれても、カレーはそこまでひどいこと言われないじゃないですか。
考えてみた結果、ラーメンはお店で食べるもので、
カレーは家で作って食べるものだからじゃないかなーと。
カレーって家のカレーがスタンダードにあって、お店は特別なものだと思うんですよ。家で食えるものをわざわざ外で食ってる感があるというか。
たくさんのカレーを食べたけど、やっぱり母ちゃんのカレーがいちばんだなって言われがちというか。
素朴さとか素人くささ、垢抜けなさが美点として許されている食べ物なんですよね。
例えるならAKBでしょうか。
美人過ぎないというか、隣のクラスで2番目に可愛い子みたいな安心感。
逆にラーメンは外で食べることが基本にあるんですよ。
外で食べることが基本の食べ物って、大体がフランス料理みたいにちょっと敷居が高いもんじゃないですか。
そこにきてラーメン。
きっと外で食べる事が基本です食べ物界で、いちばん身近で手頃なのがラーメンなんじゃないかとね思うんですよ。
モデルはモデルでも読者モデルっつーか。
読者モデルって親近感が売りだけど、その分モデルの癖に不細工だとか、悪口も気軽に言われますからねえ。
カレーとは反対に、モデルである以上、素朴さとか素人くささ
垢抜けなさは許してもらえない。
最後に
かなり抽象的な話になっちゃいましたけど、ラーメンについてこんなに真面目に考えたことがなかったから致し方ないかもしれません。
「ら」といえば即座にラーメンが浮かんでくるくらい身近なのに・・・
よく言う、近すぎて見えないってやつでしょうか。
今回は改めてラーメンについて考えるよい機会になりましたが、今後もう一度同じくらいラーメンについて考えることがあるかっつーと多分ないよなと思います。
でも決して嫌いな訳ではない。むしろ好き。
ほんと、ラーメンは遠くて近い、近くて遠い不思議な食べ物ですねえ。
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。