どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
金曜日はSolo Workersの話をお届け?
マーケティングってなんだ?やらなきゃダメなの?
マーケティングってなんだ?
第3回講義テーマはマーケティング。
マーケティング・・・・・・もちろん言葉は聴いたことある。
でもいまいち意味はわかっておらず、「マーケティングって何か外資系っぽいなー」と思う程度です。ちょっと意識高い系のにおいがして何となく怖い。
うーん、結局どういうことよ?と調べてみたら、下記内容であるそうな。
マーケティングとは、企業および他の組織1)がグローバルな視野2)に立ち、顧客3)との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動4)である。
日本マーケティング協会 1990年
1)教育・医療・行政などの機関、団体などを含む。
2)国内外の社会、文化、自然環境の重視。
3)一般消費者、取引先、関係する機関・個人、および地域住民を含む。
4)組織の内外に向けて統合・調整されたリサーチ・製品・価格・プロモーション・流通、および顧客・環境関係などに係わる諸活動をいう。
ってよくわからん。文中に引用が多すぎるやろ。分からん以上に、マーケティング協会なるものが存在することにも驚きます。何でも協会があるなあ。
まあ整理整頓にも協会があるくらいだから、あって当然か・・・・
もちろんやったことない
私は10年以上働きに出ていますが、マーケティングに触れることなく過ごしてきました。
現職は総務・経理なのでもちろんのこと、雑貨店員時代もマーケティングなんて考えたことがありません。
私が勤めていた店はけっこう体育会系で「客層なんて関係ねえ、どんなものでも可愛く打ち出せば売れるんだよ」といいますか、あれこれ考えてる暇があったら商品並べやがれ!的世界だったんですよ。頭使う前に手を動かせってやつで。
頭を使っていたら、もっと楽に売り上げを伸ばせたのかも。
カタカナ、購買層を考える
さて、私はいま自分のサービスとして、片づけ等見守りサービス(仮)を考案中です。
直接ご自宅にうかがうことせず、メールやWeb会議システムを使ってなるべく敷居を低くしたサービスにしたいと考えています。
提供内容を考える一端として、サービスを買ってくれるかもと思う方の特徴をあげていました。
・どうしても片付け出来ない人
・何から手をつけていいか分からない人
・ひとりだとサボってしまう人
・承認がほしい人
・片付けられないことで自尊心が傷ついている人
どちらかというと、片付け初心者の方の想定です。
自分自身が汚部屋を経てミニマリストになり、わずかながら自尊心を回復した過去があるため、同じような状態の方に使ってもらえたらと考えていました。
カタカナ、余裕がふっとぶ
今回は上記の顧客想定をしていたこともあり、以前より心に余裕があったんですよ。
私もうやってますよ、と。
しかし。そんな余裕は開始5分でふっとびました。
マーケティングは100%顧客です。
自分の意見や解釈、自我は持ち込まないでください。
・・・・・・・ぎゃーーーーーーーーーー!!!!
「自分と同じ経験をしてほしい」なんて自我100%やん!
そもそも「自分と同じ経験をしてほしい」って何様やねん、どの面下げて言っとるのか。
主人公は「お客様」、自分は脇役です。
お客様の立場で考えてください。
ううっ・・・・・!自分みたいになってほしいなんて、完全に自分が主役みたいになってる。
これは純粋に恥ずかしい。
マーケティングをせずに、いきなり商品作りから始めると失敗します。
商品を作る前にマーケティングをしましょう。
ぐはあ!!!完全に商品から考えてた!!
しかも自分の効率ばっかり考えてて、お客さんのこと何も考えずに無視しちゃってた。
マーケティングでいちばん大切なこと
低めの鼻すらぼっきり折られたカタカナ天狗。
そんな私に、さらに追い討ちがきます。
マーケティングで大事なこと、それは人に興味を持つことです。
ビジネスは自分だけの世界ではできません。
・・・・・・終わった。
私は人に全然興味がないのです。
人が嫌いな訳ではなく。
人それぞれの個性は大いに認めるがゆえに「人は人、自分は自分で好きにやればよい」思想が強すぎて、相手に全く干渉しません。というか干渉できません。
話さなくても、遠くから見ているだけで十分面白いし。
それにほら、一人でいたら誰にも気を使わなくて済むし、
誰からも傷つけられずに済むじゃないですか・・・
メンがヘラってる中2っぽい話で恐縮なんですけど、まじでそう思ってるんですよ・・・・
人に興味を持つ重要さ
まなさんいわく、人と話す(雑談程度でOK)ことで潜在ニーズを探ることができるんだそう。
話さないとこうなるらしい↓
↓
自分の想像で補うようになる
↓
現実とズレが生じる
↓
失敗する
怖っ!自分の行く末を言い当てられたような気がします。
お客さん本位なんて当たり前やし!と思うけれど、実際にやってみるとめっちゃ難しい。
自分の想定したものが自分本位だってことすら気づきません。
相手が欲していないものはどんなに安くても売れないし、逆にニーズがあるのだったらどんな突飛なものでも売れる。(流行りの退職代行はそこにがっちりはまってる)
でもニーズは自分の中じゃなくて人の中にあるから、話してみないと見つからないということになります。
うわあーーー、これは人と話さないとどうしようもなさそうだ。
回避不能。観念しよう。
大きな気づき
さらに講義の中で「あ!」と思った話がありまして。
「片づけは片づけに興味がある人にしか売れない」ということ。
平たく言うと、
- 片づけなくても平気な人には売れない。
- 片づけたいと思っている人には売れる可能性がある、ってこと。
これこそ当たり前やん!って感じですけどね。
片付けたいと思っている人って、すでに何らかの片づけをしている可能性が高いと思いません?
訪問しないサービスを使いたい人は特に。
家に来て全部片付けて!という0ベースじゃなくて、「ある程度片付けたけど、さらにもう少し片付けたいな」と思っている人が多いんじゃないかと。
さらに、わざわざミニマリストのサービスを選ぶということは、よりモノを減らしたいと考えている可能性が高い。
そうなってくると、私が始めに想定した「部屋が散らかっている人・どうしても片付け出来ない人・何から手をつけていいか分からない人」ではなさそうです。
・新しい知識を知りたい
・ミニマリズムに興味がある
このあたりのニーズが高そうに感じます。
購買層もサービス内容も「一度片付けた人」に重きをおいて大幅に変更することにしました。
人に興味を持つ練習をはじめます
とはいえ!ここで誰の話も聞かずにやってしまうと、失敗の元ってことですよね・・・・
私の壁はここから。自分から人と話すこと。興味を持つこと。
とりあえずですが、対策を立てました!パチパチパチパチ!!(誰か褒めて)
いやいやいやいや、なにそれって思わないでくださいよーーーー!!!
誰とも話さずに何ヶ月でも暮らせる私にしたら、かなり重めの目標なんですよ。
それに1分って意外と長いから!
雑談苦手人間からしたら、体感15分くらいあるから!!
特に男性と話すことが少ないので、意識して話をするようにしていきます。
まさかマーケティングの話から、コミュ障対策を始めることになるとは思いませんでした。
もしカタカナが話しかけてきたら「こいつ、なんやかんや言うて練習しとるなー」と思っていただいて、なるべくお付き合いいただければ幸いです。
文中のカタカナのサービスは春リリースを目指して準備中です。
何卒よろしくお願いいたします!
本日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。