どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
水曜日は芸能世界の考察。
表現者は幸せになってはいけないの?
山ちゃんの結婚に驚いた訳
先週に引き続き、今回も南海キャンディーズ山ちゃんから考えてみたいと思います。
世間をあっと言わせた蒼井優との結婚ですが、私が思うに、
いやね、ファンの多くは山ちゃんは「仕事のためにあえて結婚しない人」
結婚して幸せになったら面白くなくなるの?
「仕事のためにあえて結婚しない人」 は一般人でも一定数存在します。
でも、山ちゃんの場合だと結婚しなかった理由はそれだけではないのではと思うんですよ。
きっとすごく不安だったんじゃないかなと。
「結婚して幸せになったら、自分は面白くなくなるんじゃないか」って。
山ちゃんはリア充に毒づくキャラをしています。もし結婚という幸せを手に入れたら、世間が笑ってくれなくなるんじゃないかと心配する気持ちは十分に理解できる。
その証拠に、結婚後初ライブとなった京都公演は「今までで最高に面白かった」
ストイックなことで有名なナインティナイン・岡村隆史も「
岡村は山ちゃんとは正反対の芸風であるのに、同じように幸せになることをとても不安に思っている。
うーむ。幸せになったら面白くなくなる、これは本当なのでしょうか。
世間からの呪い
ここで別の角度の話を。
漫画家・瀧波ユカリさんの代表作は「臨死!
雑にまとめると、世間では負け犬扱いされる女性の日常を描いたギャ
でね、瀧波さんは連載途中で「真夏に臨月です」
そしたらまあどうでしょう、「どうりで面白くなくなったと思った」
だがしかしですよ。
江古田ちゃん連載当初から、現在の夫さんとは付き合ってらっしゃったとのこと。
世間が「面白い!」と褒め称えた時も、「面白くない!」
そりゃね、私小説のように江古田ちゃん=
だからって「
これって、世間の多くの人が「幸せになると面白さが下がる」と考えてるってことですよね?
もっと言えば、面白いことする人は不幸じゃなくちゃならない。
もしくは「自分より幸せであってはならない」と無意識下に思っているのではと感じます。
日本の笑いは自虐成分が多いので、見ている人たちは優越感に浸りやすいもの。
それを見慣れているものだから、知らず知らずのうちに「笑いを作る人は自分より不幸であるべき」「不幸じゃないと面白いものを作れない」と、表現者に呪いをかけているのかもしれません。たちの悪いマウンティングの一種かも。私も気をつけよ。
山ちゃんも岡村さんも、無意識のうちに「不幸であれ」の呪いを受け取ってしまっているのではないかなと思うのです。
自分の幸せと引き換えに面白さを得る、そうやって神様に操を立てているように見えます。
だから余計に幸せが怖いんだろうなあ・・・・
幸せになってつまらなくなった人なんていない
じゃあ、実際に結婚して面白くなくなった芸能人や芸人さんっているんですかね・・・・?
(シンキングタイム)
・・・・・・思いつきません。
結婚した芸人さんたち、例えばフットボールアワー・後藤のツッコミがイマイチになったりしたでしょうか。
笑い飯・西田の大喜利がつまらなくなったでしょうか。
ブラマヨの漫才の切れ味が弱まったとでも?
そんなことは全くないですよね。
結婚しようが、幸せになろうが、面白さにはなんら関係ありません。
だから思い切り幸せになっていただいたらいい。
ファンは推しが幸せにしていることが一番ですからね、「不幸じゃないとだめ」なんていう人は大概ファンじゃない(推しのバドエンが性癖の人もいるけど)
思い切り幸せになって、その上で今まで以上に面白いものを作ってもらって、呪いをかけてくる人たち全員をねじ伏せてもらえたら最高だと思います。
両方欲張って何が悪いんだ。
それこそファンが望むことでしょうが!!
あ、結婚してつまらなくなった人、一人だけ思いついた。
陣内智則。
・・・・・・・・・今はめっちゃ面白いです!!!!
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。