老婆心ながら、老婆心にまつわるあれこれについて考えた件

老婆心ながら。 火曜日:加齢報告

どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。

いかがお過ごしでしょうか。

カタカナ
カタカナ

火曜日は加齢報告の話。
もしかしてこれって気を使わせワードでは・・・?

便利な言葉「老婆心」

私、オンラインサロンに入ってまして。

ある書き込みに下記コメントをいたしました。

「老婆心ですが、控除ができる可能性があるので一度役場に相談に行かれてみてはいかがでしょうか?」

投稿して2日目、ふと思ったんです。

老婆心って言葉、いまの私が使ったら年下にめちゃ気を使わすのではないかと。

 

老婆心、辞書での意味はこちら。

必要以上の世話焼きをしたり、度を越してあれこれ気を使うこと。

使用例:「老婆心だけど、この資料もう一度見直した方がいいと思うよ。」

余計なおせっかいだと思うけど先輩として言うよ、という意味あいですね。

 

比較的へりくだった言い方なので、リアルに訳すと

(うーん、多分大丈夫だとは思うんだけど、うん、もしかしたらと思って、念のために、そう、念のために確認したいというか、すでに確認済みだとは思うよ、でも万が一があるかもしれないからね、そうそう万が一、いやいやいやそういうんじゃなくて、できてないって思ってるわけじゃなくて疑ってる訳でもないんだけど、ほら昔1回同じ計算の資料間違えてたことあったじゃん?だからちょっと心配になって、うん深い意味はないよ、一応先輩としてアドバイスしたほうがいいかなーと思ってさ、うんそれだけだよ)

という233文字ある複雑な思いをたった3文字で表現する言葉、それが老婆心。

便利。Twitter向きの単語ですね。

 

老婆がもたらすインパクトがきつめの件

便利なんですが、言うてもちょっとインパクト強いといいますか。

そう、老婆が。

38歳という微妙な年齢(おばさんと呼ばれだす頃)の女性が発する「老婆心」

これ言われた年下の人は返答に困るんじゃなかろうか。

実際、コメントに対する返答はまだないーーーーー

 

それこそ本物のおばあさんだったら構わないんですよ、意味合いだってほぼ正解なんだし。

でもねえ、35歳以上45歳未満までの女性はちと微妙。

普段口では「もうおばさんだからねー」などと言いながらも、心では肯定しきれていない。

そんなちぐはぐな気持ちはじんわりとにじみ出るもんですから。

まわりも「そんなことないですよー(棒読み)」と返す訳です、一連の礼儀として。

 

そこに老婆ときたら!

おばさんを上回る火力がありますし、言われたほうはスルーするしか対処法がないのではないかと思うのです。

あとは「はは・・・」と苦笑いするか。

老婆心は単語ですから「そんなことないですよー」っていうのもおかしいし。

 

うーん、45歳以上65歳未満女性でも厳しいかも。

彼女らは自分はおばさんということを受け入れていますが、おばあさんだとは思ってない。

ましてや老婆なんて思ってない。

 

そんな年代に「老婆心やけどな~」と言われたら。

「あ・・・・どうもすみません・・・・」としか答えられなくないですか?

社交辞令のそんなことないですよーは地雷でしかない。

おまえ本当は私のこと年寄りだと思ってるだろコラ!!と思われかねません。

 

どちらにせよ、35歳以上の女性は老婆心を使わない方が楽ですね、きっと。

もともと年下に使う言葉というのも作用しちゃって、知らず知らずのうちに強力な気を使わせワードになっています。

(ちなみに年上に言うときは「僭越ながら」ですね)

 

思えば日本にはへりくだった表現が色々あるのだった

珍しいところだと豚児(とんじ)とか。

・・・・いやいやいや豚児て!!豚の子て!千と千尋の神隠しか!!

関西のお母さんがよく「うちの子ほんまにアホで!」と言うけど、さすがに「うちの子は豚ですわ!」とは言わないぞ。

 

メジャーどころだと愚妻(ぐさい)でしょうか。

私、高校は女子クラスでした。

国語の担任がいつも「うちの愚妻が、あ、愚妻って愚かな妻って書くんや」から始める話をしてたんですよ。

もちろん私たちのことを愚妻と言っている訳じゃないんですけど、どうしてもいやな気持ちがぬぐえなくて「なんかやだよねーあれ」とよく話してました。

立場は違えど同じ女性だし、遠巻きに自分たちに言われているような気がしたんですよねー。

 

のちにテストの最後に「もし学校生活で気になることがあれば記入してください」と書かれてたんで、思い切り「愚妻って聞くといやな気持ちになる」って書いて提出しました。

いま思えば若干若気の至り気味ですが、その後は教師は愚妻と言わなくなったんです。

今回の老婆心同様、おそらく国語教師も気が付いたんでしょうね。

大多数の生徒たちがいつか誰かの妻になるってことに。

 

言葉狩りだと言われたらぐうの音もでないし、ただの熟語だし、どっちかというと正直どうでもいいことです。

ただ、自分が同じこと言われたらちょっと困るなと思うんで、老婆心を別の言葉に言い換えてみたらどうかなと。

「おせっかいかもしれないけど」「念のため」「余計なお世話だけど」で十分意味は伝えられますもんね。

 

そうだ、せっかくなんで老婆心の使用例をもうひとつ。

「老婆心ですが、今夜は早く寝たほうがいいですよ。試験会場はつくばです。」

「つくばぁ!?」

【機動警察パトレイバーより(うろ覚え)】

カタカナが老婆心という言葉を知ったのはこのやりとりを読んで。

あと、韜晦(とうかい:くらますこと)もパトレイバーで知りました。

 

最後、まじでどうでもいい話やな!

本日もここまでお読みいただいてありがとうございました。

ではまた明日。