どうも、片岡カタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
火曜日は50音で綴る食べ物の話。
今回は「ば」。
ババロアはお好きですか?
カタカナ、ババロア大好き
好きです、ババロア。
いやね、好きなんですよ、ババロアが。
これまで誰にも言ったことなかったですが、ババロア大好きなんです。
ふわふわでもなくプリプリでもないあの感触。
上アゴと舌で押しつぶしていく時の空気が抜けていくあの食感。
ゼリーにもムースにもない、ババロアだけが持つ唯一無二の食べ心地と言っていいでしょう。
かんてんぱぱのババロアの素、知らない?
ああ、愛するババロア。
夫に「子どもの頃、かんてんぱぱのババロアの粉でよく作ってた」と言ってみたところ、ババロアの粉どころかかんてんぱぱを知らないとのこと。
まじか。
かんてんぱぱって言ったら、ゼリーの素とか作ってるところよ?
♪かんてーんパパ♪っていうCMやってたじゃないよ。
夫曰く、余計に知らないとのこと。
まじなのか・・・・
わたしゃ、子ども時代、かんてんぱぱのババロアの素でババロア作りまくっていたぞ。
もちろんいちご味。
出来上がったババロアに別添のイチゴソースをかけて食べるのですけど、しゅわしゅわと空気が抜ける食感に濃いいちごソースが絡まって、まさに至福のひとときでした。
私をババロア好きにした張本人です。
つーか、これババロニアって商品名だったんですね、知らんかった。
すんごい壮大な商品名じゃないすか、古代歴史ロマンを感じます。
ずっと「ババロアのやつ」と呼んでてて申し訳なかったわ。
そういえば、かんてんぱぱ以外のババロアの素って見たことないかも・・・
ゼリーの素は各社出回っているのに。
もしやババロアはマイナーな存在なのでしょうか。
ババロア専門店はいずこ
ああ、愛するババロア。
しかしながらババロアを売っているお店はほとんどありません。
前述のゼリーやムースだったらどこのケーキ屋さんでも売っています。
なのにババロアとなるとてんで見当たらない。
賢い私はですね、この専門店流行りの昨今ですから、もしかしてババロア専門店があるじゃないかと踏んだんですよ。
さっそくグーグル先生に聞いてみたのですけど、花のババロアっていう食べられるお花が入った麻布十番の主婦のホームパーティのお持たせみたいなオシャンティ店しかない。
まじか。
ポップコーンにバナナシェイク、ゼリーやクリームソーダの専門店があるっていうのに、ババロアはない。
やはりババロアはマイナーな存在なのでしょうか。
ババロア作ってみた思い出
数年前、おやつ作家のなかしましほさんが「抹茶のババロア」のレシピを公開されたんですよ。
売っていないなら、自分でつくっちまえばいいじゃないか食い放題だぞと思い立ってね、早速挑戦しました。
食べ物に関してなら行動が光速になる女、カタカナ。
光速で作ってみて、光速で理解したんですよ。
なぜババロアがお店にないのか。専門店も皆無なのか。
作るの超めんどい。
泡立て、ゼラチンふやかしはもちろん、生クリームの泡立てをちょっと間違うと綺麗に仕上がらないし、同時進行で進む工程あるし、意外と時間との勝負だし、工程シンプルなくせに使う道具も多い(自動泡立て器と泡立て器2つ使ったりする)
生クリームはボウルに水や脂がついていると泡立ちが悪くなるので、地味に神経使う。
苦労して出来上がった抹茶のババロアはすんごく美味しかったです。
思い出すともう一度食べたくなるくらい美味しかった、でもまじめんどい。
張り切ってババロア用の型まで買ったのに、2回作ったきりになってしまいました。
(もう一回作っただけ偉い)
工程がちと大変となると、そりゃお店だってゼリーやムースを作りますよねえ。
元々ババロア目当てでくるお客も少ないんだし。
残念ですが、ババロアはマイナーな存在に決定のようです。
最後に
作るのが大変と学べたのは素晴らしいことですが、逆に「だからこそお店のババロアが食べたい」という気持ちが強くなりました。
お金出しますから、面倒な部分はお願いします!!!と。
スーパーの揚げ物を買うのと同じ感覚ですね。
でも揚げ物ほどメジャーじゃないから困る。
いやー、こうみてみると、かんてんぱぱのババロアの素って、素晴らしすぎる商品なんじゃなかろうか。
お湯と牛乳さえあれば、子供でも簡単に作れるようにできているんですもん。
もっと世間から評価されるべき、何ならお菓子界のノーベル賞受賞ものかもしれないのに、なんせババロア自体がマイナーだから低評価っていう。
誰か人気有名人、そうだ、BTSとかがババロニア作ってくれないかな。
もしくは表参道にオシャンティなババロアショップができないかしら。映えるやつ。
一大ブームになって品切れにつぐ品切れ、ババロア大逆転の可能性あるぞ。
・・・・・たぶん。
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。