「げんなり寿司」にまつわるエトセトラ -食べて書いてまた食べる話55ー

げんなり 火曜日:食べ物の話

どうも、カタカナことカタオカカナです。

いかがお過ごしでしょうか。

カタカナ
カタカナ

火曜日は50音で綴る食べ物の話。

今回は「げ」。

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君はげんなり寿司を知っているか

君はげんなり寿司を知っているか。

いやいやいや、話を急ぎすぎました。

私が調べた「げ」のつく食べ物を見てくれますか。

(説明は日本の食べ物用語辞典から引用しました)

げんべた

小麦粉で作る皮で、黒砂糖、甘い味噌(クルミ味噌)を包み、囲炉やフライパンで焼いたもの。げんべた餅。岩手県の郷土料理。

下駄造り

主にカツオなどに用いられる刺身の引き方。下駄の歯のように分厚く切ったもの。

ゲソ丼

ご飯の上に、刻み海苔と片栗粉で揚げたゲソを乗せ、醤油ベースの甘辛いタレをかけたどんぶり。北海道旭川地方で食べられている。

ゲホウ

ソコダラ科の深海魚で正式名トウジン。沼津市あたりで消費される。ゲホウの煮付け。

玄そば

蕎麦の実の殻がついている状態のもの。収穫後、殻を取っていない蕎麦の実。

ゲンゲ

スズキ目ゲンゲ亜目の魚。正式名称ノロゲンゲ。富山、新潟、石川あたりで食べられる。「下の下」からゲンゲとなったとも言われる。

源平鍋

瀬戸内海で採れる鯛やエビ・カニなどと野菜を使った鍋。具材を八島の合戦に見立てている。

げたんは

小麦粉と卵、黒砂糖を主原料に作られる鹿児島の郷土菓子。下駄の歯に似ていることからげたんはになったという。

げんげんぼう

スズキ目ゲンゲ亜目の魚。正式名称ノロゲンゲ。富山、新潟、石川あたりで食べられる。「下の下」からゲンゲとなったとも言われる。

げんこつ飴

米粉、水あめ、きなこなどを主原料につくる飛騨高山の駄菓子。由来は見た目がげんこつに似ているから。

月窓餅

本ワラビ粉で作った餅でこしあんを包み、青大豆のきなこをまぶした愛媛の餅菓子。

 

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・・・・・・・・・・

「げ」の個性、強すぎへん?

 

全く想像つかない「げ」が多すぎるんですよ。

げんべたって聞いてお菓子想像できる人おらんやろ。
下駄造りとか料理法じゃないよね?書院造りの一種だよね?

よりによってゲホウってなんだよ、完全に外法って書くに決まってるやん、あかんやろ。
あかん何かやろ。

ノロゲンゲなんて、ゲンゲとげんげんぼうで2回登場してるやん。デジャブやったわ。
つーか、げんげんぼうって妖怪だよね?デイタラボッチとか海坊主とか類の。

そう思ったら月窓餅だなんてロマンティックなネーミングもあるやんと思ってたら、げんこつ飴が岐阜の郷土菓子やってこと初めて知ってちょっとショックやし。

つーかよ、「げ」のストライクゾーンが広すぎるんよ、いいからちょっと落ち着けよ。

仕事を選べ。

「げ」のしんがりを務めるは

全く統率が取れていない「げ」ですが、その中でもひときわカタカナの目を奪った食べ物がありました。

それがげんなり寿司です。

寿司というみんなが大好きでめでたい食べ物に、180度正反対に位置しているげんなりがくっついたありえないネーミング。これがパワーワードってやつか・・・・(ごくり)

 

ここでげんなり寿司の説明をさせていただくと、

金目鯛から作った紅白のおぼろ、マグロまたはしめ鯵、しいたけの含め煮、卵が乗った酢飯に千切りにして甘く煮たにんじんが入っている。東伊豆町の郷土料理。

思わず東伊豆の人のことが心配になってしまいました。

チラシ寿司みたいな食べ物でげんなりするだなんて、東伊豆にいったい何があったのでしょうか。

 

東伊豆町のホームページにげんなり寿司が写真つきで紹介されています。

東伊豆町|観光案内|げんなり寿司
東伊豆町ウェブサイトへようこそ。市政情報、暮らしの情報、イベント・観光情報、施策紹介、議会情報など。

祝事の風習でふるまわれ、形が大きくすぐ腹一杯になってしまい”げんなりする”
という方言から名がついた漁村の郷土料理。

えーーーーー!!

小さくしたらいいやん、東伊豆の人!!

でもあれなんかな、うっかり小さめのげんなり寿司を出しちゃったら、「あの家、ケチね・・・」ってヒソヒソ言われちゃうから現状維持するしかないのかもしれません。

げんなりしながらも、げんなりするげんなり寿司を提供しなくてはいけないって、世間の世知辛さを感じます。

 

さらに調べると、まさかの事態に行き着きました。

乙女系旅行サイト最大手・ことりっぷがげんなり寿司を特集していたのです。

伊豆稲取名物の「げんなり」を買って、お散歩しよう! | ことりっぷ
稲取名物「げんなり」を持って海風散歩。ところで「げんなり」とは?!古くから地元に愛されてきた「おにぎりのたけや」のオバチャンに聞いてみましょう。

たまにやる静かな漁村でのんびりほっこり旅系記事。

海とおばあちゃんだけではげんなり寿司をポップにするのは難しいと思ったのか、猫の力も借り出す念の入れよう。

猫の登場後、言葉少なに記事が終わっているところから察して、ことりっぷの力をもってしてもげんなり寿司をポップにすることは叶わなかったようです。

強いわ、げんなり寿司・・・・

最後に

とにかく、「げ」の力は恐ろしいということですね。

決してポップにもかわいいにも染まらない、意地の強さを感じます。

それにしても、げんなり寿司、見てみたいけど実際に食べたいかと言われると少々厳しいな・・・

カタカナ
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今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。

それではまた明日。