他力本願はリバウンドの元 ー四千頭身・後藤家のリビングはどうして再びモノだらけになったのか考えてみるー

散らかる 片付けぐるり

どうも、カタカナことカタオカカナです。

いかがお過ごしでしょうか。

カタカナ
カタカナ

本日は片づけぐるり。

四千頭身・後藤ファミリーのリビングはどうしてリバウンドしたのか考えてみます。

 

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リバウンドの様子をテレビで見る

先日、テレビを見ていたら、四千頭身の後藤氏の実家のリビングを家事代行サービスを使って片付けるっていう企画をやってたんですよ。

ぬいぐるみやらなんやら、とにかくモノがいっぱいのお部屋で。

どっちかというと表情の変化の薄いお顔そっくりファミリーの方に興味が沸いて見ていたのですけど、最終的にちゃんと片づいていてプロの技だねえと思った次第なんですけどね、その後の放送で、しっかり元の状態に戻ったリビングが放送されていました。

おおう・・・

カタカナ
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その様子を見て、私は確信を深めました。

やっぱり自分で片づけないとリバウンドするんだなって。

リバウンドの原因を探ってみる

先にお断りしておきますが、家事代行サービスを批判するつもりは毛頭ありません。

後藤ファミリーからしたら、息子の仕事で急にリビングの片づけをされるわ・・・と思ってたでしょうから受身にもなるだろうし、受身の方が相手ではサービス側もやりにくかったことでしょう。

 

私が考えるに、今回のリバウンドの原因はモノの判別方法だったと思うんですよ。

サービスさんがダンボールに入れた部屋のモノをひとつひとつ見せて「これは残しますか?」という質問に対して、はい・いいえを答えるパターン。

後藤ファミリーは見るだけで、全然手に取る事もなくて。

受身の一家に、たまたま受身の方法が提案されただけかもしれませんけど、案の定、最後の方は全部「残します」になっちゃってた。

触っていないせいか、自分の家を片付けるんだという自覚が湧いていないように見えました。

 

人に見せられるだけでは、そのモノの存在を真剣に感じることができないと思うんですよ。
絵の中のモノみたいな。家の中にあってもよその子感があります。

これまで触ってこなかったモノを改めてひとつひとつ自分の手で触って、重さを感じて、モノの存在を再確認すること。

同時に、触ったときの自分の気持ちに注目することが大事です。

好き嫌いだけでなく、忘れてた、あんなに嬉しかったのに、ほっといてごめんねとか、色々な気持ちが湧き上がっているはず。

この時の気持ちや感情が判断の基準になりますし、反省の気持ちは後のリバウンドを防いでくれるんですよね。だからすごく大事な行為なのです。

それに実際に触ってみると「思ったより痛んでるな・・・」「何だかベタベタしてる」「こんなところに穴が!」等、モノの状態にも気づく事ができて自分の中の基準ができてきますし。

最後の方に「全部残します」になっちゃってたのも、基準がないからどんどん曖昧になってよく分からなくなってくるし、元々自発的な片づけでもないから面倒くさくなってきたんだろーなーと感じました。

カタカナ
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モノに触って判断することは、当事者意識を呼び起こし、

モノと自分の関係を見直す最良の方法です。

他力本願はリバウンドの元

片づけサービスを提供していると冗談交じりに「私の部屋も片付けてー」と言われることがありますけど、秒でお断りしています。

「私も部屋を片づけたい」なら喜んでお手伝いします。

でも、「私の部屋も片付けてー」と誰かにやってもらうことを当然と思っていたら、絶対にリバウンドしてしまいます。

その場はきれいになっても、ただの付け焼刃にすぎません。

 

毎回の例えで恐縮なのですけど、片づけとダイエットって似てて。

最終的にやるのは自分なんすよ。

自分が心から「片づけたい」「痩せたい」と思わないと成功しません。

さらに自分の手や足を実際に動かして体験していくことで、たくさんの気付きを得て、心もち自体が変わっていきます。

知らずに同じモノをいくつも買ってしまっていたな、これからは確認してから買おう。

無意識のうちにお菓子をたくさん食べていたな、ながら食いはやめよう。

恥ずかしい自分と直面することになりますが、同じことを繰り返さないようにしっかり向き合って片をつけなくちゃ。

 

誰かにやってもらう片づけは、脂肪吸引手術と一緒です。

あっという間に体重は減る。

でも考え方も生活習慣も今までどおりだから、また元の体重に戻る。

仕方ないからまた手術する。

こんなこと一生続けるのしんどいやん。

手術を繰り返すより、正しいダイエット方法を身につけて、これから太らないように気をつけていく方が体にも心にも優しいはず(お財布にも!)

最後に

後藤ファミリー、100歩譲ってモノを触って判別しなくてもいいから、もう少しだけ自分から関わっていれば結果も変わっていたのかもしれません。

テレビの企画だから受身で当たり前ではあるんですけど。

「他力本願だといずれリバウンドする」という私の主張を見事に実証してくださったともいえます。感謝・・・するのはおかしいか。

家事代行サービスを利用される時は、されるがままではなく、自分からぐいぐい関わっていくくらいがちょうどいいですね。

ワザを全部盗む!くらいの気合で望むといいかも。

カタカナ
カタカナ

今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。

それではまた明日。