どうもカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
木曜日は人についてのお話。
もしかしたら、カラオケで関係性の深さを測れるかも。
先日、勤め先の所用で携帯ショップに行ったんですよ。
案内されるまで、店内に流れるスペースシャワーTVをぼんやり眺めておりました。
流れてきたのは週間カラオケランキング。
意外なランキング結果に戦慄
へー、今でも人気あるんやな～。
感情が込めやすいし、サビを歌いきると気持ちいいかもですね。
映画を見に行った人は思わず泣いちゃいそうだなあ。
歌詞を見ながら聞いていると、ドラえもんに関心がない私ですら涙腺が緩みます。
はいはい、女子カラオケで絶対出てくるわ～！！
すっかりカラオケの定番だよねって、ここまでバラード曲ばっかりやないかい。
いやいやいや、みんなカラオケでこんなにバラード歌うの！？
私は今まで感じたことのない戦慄を覚えました。
カラオケランキングをチェケラ！！
さあ、ここでスペースシャワーTVカラオケランキングを見てみましょう！
（集計期間：8月26日～9月1日）
1位 「Lemon」 米津玄師
2位 「U.S.A.」 DA PUMP
3位 「さよならエレジー」 菅田将暉
4位 「シンデレラガール」 King & Prince
5位 「奏」 スキマスイッチ
6位 「小さな恋のうた」 MONGOL800
7位 「瞬き」 back number
8位 「HANABI」 Mr.Children
9位 「ひまわりの約束」 秦基博
10位 「ピースサイン」 米津玄師
モンパチの健闘を讃えたいところですが、大事なのはここから。
先述した奏、ひまわりの約束も堂々ランクインしています（この週、ハナミズキは12位でした）
Lemonはバラードかどうか微妙なんで0.5と換算。
そうなると10曲歌ったら、そのうち2.5曲がバラードとなる計算。
これって結構な割合じゃないですか？
4曲に1回バラード。
みんなめっちゃ歌ってるやん！！
改めて驚きを感じます。
バラードを歌える人生、歌えない人生
バラード歌うことに反対するわけではないです。
逆ですよ逆。
カラオケでバラードを歌えるメンタル力ってすごいなと。
友達同士、もしくはデートでカラオケに来たとします。
実はどうしても歌いたいバラードがあるとして。
その曲をどのタイミングで入れるか、めっちゃ難しくないですか？
初めに歌う選択肢は現実感がない。
反対に大盛り上がりしてる時、自分の入れたバラードがかかっちゃったら、うわああああああ！！すみません！！！てなりません？
だからって終了間際にいれるのもなんかやだ。
どのパターンを想像しても不自然さMAXな気がするんですよ。
でも歌いたい気持ちを抑えてると、ずっとそわそわした感じになっちゃうというか。
（あーあれ歌いたいけど空気読めてないって思われそー、でも今なら入れてもいけるかな？やっぱり無理かな？）ってずっと状況を見つつ、結局踏ん切りがつかず終了・・・
一緒に行った人に「歌うまいって思ってるんだな」と思われるのも恥ずかしい。
なにより、私はバラード歌っていい人間だと自分自身で許可できない（大げさ）
お前の自意識どうなってんだよ、と思われそうで踏み出す勇気が持てません。
誰しもそんな微妙な空気を読みながらカラオケやってるんだと思ってました。
でもランキング結果を見る限り、みなさん気にせずに歌ってるのかなーと。
（一人カラオケの普及も大きいと思いますが）
どんな流れでもさえぎってバラード歌ってしまえる鋼の心がほしい。
バラードを聞き流されるようになったら親友だ
たまーに、この人たちの前ならバラード歌えるなあと思うときがあります。
だいたい幼馴染みのようなゆるい付き合いの人たち。
曲を入れるタイミングや相手の顔色なんかうかがわなくていいと思わせてくれます。
お互いに真剣に聞くでもなく、次に歌いたい曲を検索したりして。
誰がバラードを歌おうが、シャンソン歌おうが、演歌歌おうがおかまいなし。
時々は一緒に盛り上がったりするけど、好きな曲を好きなように歌って楽しんで。
過干渉しない、でも相手に興味は持っている。
このカラオケスタンス、長続きする人間関係そのものだわ。
人間関係てのはカラオケでバラード歌って聞き流されるようになってからが本番、それまでは接待風味なのかもしれません。
そうそう、たまに「ちょっと練習していい？」って断り入れてから、バラード歌う人いますよね。
本番あるのか。
本日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
ではまた明日。
