どうもカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
今週は流浪の番組・カタカナ倶楽部をお届けしています!
今日は仁淀川ですよーー
高知に来たからには川が見たい!
さてさて。
高知滞在2日間のうち、初日は大雨、二日目は晴天に恵まれました。
しかし、雨の影響で楽しみにしていた仁淀川のカヌー体験は中止に・・・
ラフティングも中止になるくらいめっちゃ増水してるんやって(泣)
しかしながら夫婦ともども、高知に来たのに川見ないなんて意味ないやろ!と意見が一致。
とにかく一度仁淀川を見に行ってみようということになりました。
仁淀川は高知市からほど近くにある河川です。
あまりに水が澄んでいて真っ青に見えることから、「仁淀ブルー」「奇跡の清流」「16歳、まだ誰のものでもありません」キャッチフレーズで売り出し中。
あ、3つ目は井森美幸のキャッチフレーズでした、失礼しました。
ついに仁淀川とご対面!
高知駅から電車で約30分、波川駅から徒歩10分。
ついに仁淀川に到着しました!
さあご覧ください!!
青い空!
緑の山!
濁った川!
うわーーーん!コーヒー牛乳みたいになっとるーーーーーーー(泣)
ちなみにいつもはこんな感じだそうです。
せっかく来たことですし、もうすこし近づいてみることにしました。
近づいてみると川原に打ち寄せているあたりは水が澄んでいます。
水に手を入れてみるとちょっと冷たい。
でも気持ちいい。
少しだけ入ってみることに!
足首にひんやりとした水の流れを感じます。
冷たい泉に素足をひたして見上げるスカイスクレイパー気分です。
スカイスクレイパーって高い建物って意味なんですって、いまググって初めて知りました。
ここにはスカイスクレイパーはないけれど、悠々とした山がそびえています。
それ以上に足についた靴下の跡が気になりますよね、ええ、38歳、しっかりむくんでます。
そんなむくみも川の濁りも忘れてしまうほど、仁淀川の風景は美しかったです。
水に足を浸したまま、しばらくぼーっとしました。
川には堰がなくてずーっとまっすぐで。
どこまでも見えます。
夏の四国は最高って聞きますが、この日は夏の終わりと秋の始まりが混在しているような気持ちのいい日。
きてよかった・・・・
一方、のんきち(夫)は足を洗うところがないから・・・と中に入りませんでした。
この都会っ子が!!(のんきちは大阪生まれ大阪育ち)
川の漁師さんと遭遇!!
二人でぼんやりしていると、背後からざっざっと足音が近づいてきました。
振り返るとそこには網を持ったおじいさんが。
え、っと思っている間におじいさんは濁った川に入っていきます。
ひざあたりまで入ったところで、網を構えてーー
ぱっと投げると網が見事に丸く広がって川面に吸い込まれていきました。
うおおおおおお、あれ鉄腕DASH!で見たことあるうううううう!!!!
投網だ!
まるく広げるには経験が要るって元メンバーが言ってた!
網を引き上げるおじいさん。
中には陽を受けてきらきらと光る小魚が数匹。
おじいさんは淡々と魚をびくへ移していきます。
そしてまた水面へ網を投げ込みました。
いやーー、この一連の作業を淡々と本当に淡々と繰り返されていまして。
飾り気もなく、ごくごく自然で。過不足なく日常の姿なんですよ。
簡単に言うと大変にかっこよかったです。
職人といいますか、高倉健的といいますか、自分不器用なんでって感じです。
「投網は水が濁っている時しか出来ないけど、3回投げると1キロくらいとれる。
でも今年は雨が多くて魚が濁りに慣れてしまったからあまり取れない。(超意訳)」
私が話しかけると、それだけ言っておじいさんは漁に戻って行かれました。
超クールガイ・・・・
おじいさんは川に鮎を捕まえに。
おじいさんが立ち去ったあと、川辺で何かがぴょんぴょん跳ねています。
この顔・・・・あ!これ稚鮎だ!!
うおおおおおお、鉄腕DASH!で見たことあるうううううう!!!!(二回目)
城島リーダーが追いかけて川を遡上してたやつやわ!!
先ほどのおじいさんが落としていったようです。
すでに漁に集中されているので、そのままそっと川に戻してあげました。
長年、鉄腕DASH!で学んできた知識が役に立ったなあ。
生きるための知恵はだいたい鉄腕DASH!で学べるもんな、うん。
あの鮎、いつか恩返しにきてくれるかなー。
あのときの鮎です、これ甘露煮ですよかったらどうぞって。(仲間煮とるがな)
甘露煮は苦手やから塩焼きがいいなあ(食べる気まんまんか)
それにしても川辺から1mくらいのところに鮎がわんさかいるなんて、さすが奇跡の清流・・・・
カヌーができなかったことは残念でしたが、水辺でのんびりできたし、川の漁師さんを初めて見られてけっこう楽しく過ごせました。
次くるときは仁淀ブルーが見られるといいなあ。
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
ではまた明日。