どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
火曜日は加齢報告をお届け。
泣けて泣けて仕方ない・・・・・
涙腺が弱まるアラフォーたち
先日、美容室に行ってきました。
いつも店長さん(40代男性)に切ってもらうんですが、歳が近いのでどうしても老化の話になりがちです。
店長さん「最近、涙腺が弱くなってーー」
美容師(40代前半男性)の体験談
奥さんと一緒にボヘミアンラプソディを見に行った店長さん。
伝説のロックバンド・クィーンの映画です。
とても面白かったそうなんですが、ラスト20分が「めちゃくちゃよかった」んだそう。
感極まって涙が頬を伝う寸前に。
しかし店長は映画を見て泣いたことがないそうで、感動中にもう一人の自分が、
「自分泣いたら、嫁にずっと言われるで」とか
「え、これで泣いていいの?今まで泣いたことなかったのに、あの胸ざっくり開いたぴっちりタイツのおっさん見て泣くの?自分、初めてがそれでいいの?」
とささやいたためにギリギリ泣かずに済んだ・・・・とのことでした。
今までこんなに泣きそうになったことなんてなかったのに歳かなあ、と言ってらっしゃいましたが、これ本当に良く分かるんですよ。
ここ数年で加速度的に涙もろくなってきています。
事務職(30代後半女性)の体験談
私クラスの涙腺よわ子になりますと、映画が始まる前の予告編で泣きますからね。
東野圭吾映画の予告なんて百発百中で泣く。
まだ周りがポップコーン食べたりひそひそ話したりしている中で、ぽろぽろ泣いてますから。
めっちゃ恥ずかしい。
ここでハンカチで目元をぬぐってしまうと「え!あの人泣いてる!?」と思われてしまう。
だから、あー目元がごろごろするわーみたいな感じを演出しつつ、人差し指を目じりにあてがうんですわ。
そして人差し指に涙を伝わせて回収、ほんとにコンタクトって大変だよね☆風を装っています。
ちなみにコンタクトはしたことありません。
予告編でこの状態なんですから、本編なんて目もあてられない。
大体泣きっぱなしです。
「君の名は」「容疑者Xの献身」を見たときは泣きすぎて吐きそうになりましたもん。
あまりにも肉体的ダメージが大きいので、もう二度と見られないと思います。
事務職(30代後半女性)の体験談②
映画やお芝居だけでなく、ドキュメンタリーやスポーツもダメ。
夏の甲子園ももれなく泣きます。
今や選手目線でなくお母さん目線で見ちゃうから、余計に泣けるんですよね。
あんな小さかった子がこんなに立派になって・・・!!みんながわが子を応援してくれてる!ありがとう!と。
高校生からしたら、お前誰やねんって話ですわ。
学生の頑張りってピュアに見えるんですよ。
数年前、婦人科病を患いまして1週間入院したんです。
手術後は傷も痛くてあまり歩けませんから、読書かテレビくらいしか娯楽がありません。
その日もテレビをつけたら、たまたま中学生合唱コンクールの全国大会を放送してました。
別に意味なくぼーっと見ていただけなのに、次第に気持ちが高ぶって号泣です。
先生との絆、仲間との対立、夢に向かって頑張る、災害に負けない、とかピュアポイントがとにかく多いんですよ!みんな頑張りたくて頑張ってる。
さらに合唱部のこともお母さん目線で見ちゃうんですよね。
娘のためにお弁当を作るお母さんの姿も想像しちゃって、泣けて泣けて仕方ない。
涙が流れるままにしておりましたら、看護師さんが「検温でーす」って入ってきちゃって。
めっちゃ驚かれました。
「どうしたんですか!?傷が痛むんですか!」と詰め寄られてしまいました。
手術翌日の患者がベッドで合唱コンクール見ながら号泣していたらそりゃ心配するわ。
えーと、合唱コンクール見てたら感動しちゃって・・・と正直に答えたんですが、
「薬で情緒が不安定になっているのかな、不安になったらナースコールしてね!!」と余計に心配させました。
いえこれ通常運転です、とも言えず。
さすがにこれ以上泣いているところを見られるわけにはいかない・・・
退院までの数日間、検温時間が近くなったらテレビを消して虚空を見つめるという、積極的なのか消極的なのかよく分からない方法でミッションクリアしたのでした。
泣けるのは人のことばかり
このように日常のあらゆるタイミングで泣くほど、涙腺が弱まっている私ですが、全て泣くわけじゃないんですよ。
24時間テレビのような感動ビジネスでは全く泣きません。
あとね、自分のことでは泣かなくなりました。
悔しい、悲しい等の感情はもちろんあるんですけど、涙になってこないのです。
人のことならいくらでも泣ける。
本当に不思議。
自分に対する感情が死んだのだろうか・・・
だからって、近所の保育園の運動会を見て泣くのは我ながらまずいと思う。
ただの不審者やん。
もしかして生き別れの親子なんかな、って思われるやん。
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
ではまた明日。