どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。
いかがおすごしでしょうか。
火曜日は加齢のお話。
おなじみのアニメを見れば自分の立ち位置がわかってきます
いま自分が人生のどのステージにいるのか分かる簡単な方法
人間、年齢を重ねていくと見えてくる世界が違ってくるもんです。
10歳と30歳では状況も立場も変わっていますから、見えなかったものが見えるようになったりまたその逆もあり。
自分がいまどの視点で世界を見ているかわかる簡単な方法を見つけました。
それはアニメ・忍たま乱太郎を見ること。
分かったからどうなんだというつっこみはいったん置いてください。
忍たま乱太郎はNHKで長らく放送している10分アニメ。
放送開始は1993年とのことなんで、今年で25年目ですね。長!!
ご存じない方に超ざっくりに説明しますと。
戦国時代、忍者を養成する忍術学園に通う忍者のたまご=忍たまたちが巻き起こす学園コメディーです。(まじざっくり)
忍たま乱太郎の登場人物たち
学園ですから、主人公は生徒たちです。
わき役として学園の先生や就職した卒業生、お殿様に海賊と老若男女様々な登場人物がいます。
有名どころをざっとあげてみるとこんな感じ。
10代から年齢不詳まで幅広いことがよく分かります。
10代 | 乱太郎、きり丸、しんべえ(1年生は10歳)
学園の卒業生(忍者として就職) |
20代 | 土井先生(乱太郎のクラス担任) |
30代 | 兵庫第三協栄丸(兵庫水軍の総大将)
戸部 新左ヱ門(忍術学園の剣術師範) |
40代 | 山田先生(乱太郎のクラスの実技担当)
稗田 八方斎:ひえたはっぽうさい(ドクタケ忍者隊首領) |
50代 | 食堂のおばちゃん(推定) |
60代以上 | 学園長(70歳以上らしい) |
年齢不詳 | 山本シナ先生(変装の名人なので誰も本当の姿を知らない) |
置かれている立場によって変わる視点
子どものころはもちろん生徒目線でした。
大学卒業間近も生徒目線でした。
ハタチ超えて小学生と同じ目線てどうなんだよと思いますけど、そうだったんだから仕方ない。
↑開き直り
時は経って、就職後に忍たま乱太郎を見たんですよ。
そればまああーた、偉いもんですっかり土井先生目線になってました。
こんな濃いキャラクターばっかりいるクラスを受け持つの大変だろうなあ。
先生もサラリーマンだもんな、気が進まなくてもやらんといかん仕事もあるよなとか。
それでも時々生徒に同調したりして。
でも社会人経験が長くなるにつれ、完全に土井先生目線になりました。
学園長に振り回されるのきついなあ、いったい一年は組はいつ落ち着くんだ、隙あらば微妙な女装をする上司にどう対応すればいいんだとか、視聴中ずっと土井先生の心配してんの。
学園コメディではなく、同世代が頑張って働いてるとこを見るアニメに変貌を遂げました。
現在、カタカナは山田先生期です
それからまた時は経って。
最近はまったく忍たま乱太郎を見ていませんが、自分には分かる。
絶対に山田先生目線になっとるわ。
山田先生は46歳。
職場では中堅どころ、担当クラスはなかなか成績が伸びてこない。
学園長の無茶振り・思いつきは相変わらず。
さらに20代の後輩や部下も見守り、育てなくてはならないし・・・・・・。
あ¨ーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
これ私のことじゃないの!?
ねえったら!!
と誰かの胸倉つかみたくなるほど、自分と山田先生が重なるのです。
放送開始時は無邪気にアニメを楽しんでいた私。
山田先生なんかすぐばれる女装ばっかりする変なおじさん、ぐらいに思ってました。
まさか、すぐばれる女装ばっかりする変なおじさんと自分が分かり合える日がくるなんて。
25年先なんて考えたこともなかったですけどね、考えたとしても山田先生は視野に入ってなかった。
今だったら稗田 八方斎(49歳)ともわかりあえる気がする。
あんなにたくさんの部下を従えてすごいですね、って心から賛辞できる。
変わっていく視点、続いていく忍たま乱太郎
これからも私は歳をとっていく訳で。
いずれ食堂のおばちゃん目線になり、ゆくゆくは学園長目線となっていくのでしょう。
こうやって自分の成長と見比べれるのも、忍たま乱太郎が25年もの長期間放送されているから。
ずっと同じ世界が当たり前のように毎日そこにあるから。
尊い・・・・・
ぜひこのまま30年、50年と続けていただきたいものです。
そして、自分が人生のどのステージに立っているのか教え続けてほしい。
時の流れとともに、私が成長したことを感じさせて欲しいのです。
これからは加齢を感じるかもしれんけど。
それにしても稗田 八方斎(ひえたはっぽうさい)って天才的なネーミングですね。
ドラゴンボールのフリーザと並ぶくらいすごいと思う。
本日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。