どうも、カタカナことカタオカカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
水曜日は芸能世界の考察。
芸人と美人が結婚すると、芸人が得するのか?
多目的トイレの件には触れないぜ
すでにしゃぶりつくされた感があるアンジャッシュ・渡部氏の多目的トイレの件。
芸能人の浮気の話などどうでもよいと思っている人間なので、内容はあまり知らない。
渡したとされる1万円は春を売った代金ではなく、タクシー代だろうなと思う程度である。
渡部からすると、相手は自分のことを好きだという前提に立っているから、
行為=無料、好意=交通費だろう。
どちらにしろ興味はないから、この件には触れない。
お笑い芸人と美人が結婚するのは「格差婚」なのか
私が気になるのは、男性お笑い芸人と美女芸能人が結婚した際に発生する「格差婚」的見方である。
根本にはお笑い芸人を見下げる風潮があり、「お笑い芸人のクセにきれいな嫁さんもらって・・・」という嫉妬と嘲りがあるのだと思う。
渡部と佐々木希の時もこの手の感想が湧いてでてきていたが、やはり日本芸能史上で最大値を刻んだのは陣内孝則と藤原紀香の結婚時であろう。
スポーツ紙には連日格差婚の文字が躍っていたし、テレビも大阪の芸人と一流女性芸能人が結婚するだなんて信じられないといった論調ばかりであった。
いやいやいやいやいやいや、ちょっと待って。
この二件とも
男性側が得して、女性側には利益がない
とされていたけど、一度立ち止まってよくよく考えてみてほしい。
どう考えたって、
男性側も得しているだろうが、それ以上に女性側が得している
案件である。
本当に得したのはどっち?
ファンの方には本当に申し訳ないが、希と紀香の芸能的価値って
見た目がきれい以外に何かあるだろうか。
結婚当時、音楽・芝居・話芸・ファッション・美容・社会活動、何でもいいが外見が美しい以外の才能を用いて評価を得ていただろうか?
答えは否だろう。
個人的意見だが、当時の二人ともすでに伸びしろがなく、どん詰まりというイメージであった。
二人とも「外見が美しい」が最大公約数で最小公約数だ。それ以外に分解ができない。
反対に渡部と陣内はどうか。
渡部はアンジャッシュとして確固たる評価に加え、話も司会もでき、グルメに詳しく、高校野球に関する本も出版している。多目的トイレの件がなければ、これからも芸能界でひっぱりだこの人物だったろう。
陣内も結婚当時は飛ぶ鳥を落とす勢いで、これからどんどん活躍していくタイミングだった。
渡部同様、ネタも評価され、話も司会もでき、どんな状況でもうまくフォローして最終的に笑いに持っていける凄腕の持ち主でだからだ。
安定と可能性と伸びしろだらけの二人である。
本当に申し訳ないが、こう見ると、断然得をしたのは紀香と希に見える。
キャリアの頭打ち状態であったのが、結婚により芸人の妻という内助の功イメージがあるポジションを手に入れた(これだけでけっこう強いキャラ設定である)
さらに「あんなにきれいなのにお笑い芸人と結婚した懐の深い人」として好感度とヒューマンステージが勝手に上がっていったのだ、利益といわずなんと言おう。
以上の事柄から、これまでどう考えたって得したのは紀香と周囲に訴えてきたのだが、誰一人耳をかたむけてくれる人はいない。
渡部と希の時も誰も納得してくれなかった。
私がそう思うだけだから構わないのだが、世の中のお笑い芸人に対する見下しと、美女に対する無根拠な評価がここまで根強いとは・・・と少々恐ろしい気持ちにならないでもないのだった。
最後に
紀香がからんでくると話がややこしくなるため、これ以上の深堀りはやめておくとする。
紀香と希に違いがあるとすれば、希はただ気の強いヤンキーといったところだが、紀香はどん詰まりにあったとしても決してあきらめない上昇志向の塊である点だろう。
紀香の方が、段違いに野望もスケールも大きい。陣内は完全に踏み台である。
さてさて、私は渡部・陣内の浮気を肯定する訳でもないし、希・紀香を擁護するつもりもない。
夫婦内の揉め事は夫婦で解決すればよい。
美人を嫁にもらう=得とは限らないと言いたいだけである。
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。