ゲッターズ飯田の思い通りにはならないからな -「ボーダーを着る女は95%モテない」から発端した9年戦争ー

ボーダー 土曜日:雑多な話2

どうも、カタカナことカタオカカナです。

いかがお過ごしでしょうか。

カタカナ
カタカナ

土曜日は雑多な話。

ゲッターズ飯田の思い通りにはならないからな。

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ゲッターズ飯田との確執

私とゲッターズ飯田の確執は9年に渡る。もちろん相手は私のことを知らない。

先日も確執を深める事件があった。

新年になったから占いでも読んでみるかと本屋に行ったのだ。
並んでいる本はほとんど読んでしまっていたが、まだ読んでいない本があった。

ゲッターズ飯田の占いだ。

普段だったら絶対手に取らないが、魔が差したのだろう、ふと読んでみる気になった。

「2020年1月の運勢。

モバイル系の故障によって、大きな支出があるでしょう」

なんということだろうか。私のスマホは去年の10月から壊れていて、1月末に買いかえるつもりだったのだ。

もう少しでゲッターズ飯田の思い通りになるところであった。危ない危ない。

2月以降に買い換えれば彼の占いは当たらなかったことになるな、ふふふ。

確執の始まり

思えば始まりは2011年であった。

ゲッターズ飯田の著書「ボーダーを着る女は95%モテない」がきっかけである。

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このブログの読者の皆さんならすでにお気づきだと思うが、私はボーダー柄を愛している。
もちろん2011年もボーダーばかり着ていた。

そこに突如現れた「ボーダーを着る女は95%モテない」説である。

 

 

うるせえ。

 

 

表紙を見た瞬間に読む気が失せてしまったので詳しい内容は知らないのだが、あれでしょ、

モテたいなら女子アナみたいな格好をしろ教の話でしょ。

ボーダーみたいなカジュアルな格好は男受けが悪いから、女子アナが着ているようなちょいファンシーでコンサバな格好しろっていうのが、この教(キョウ)の教えである。

あんなつまんない格好、絶対にお断りだ。

別に女子アナに対して何も思っていないが、女子アナの服装は嫌いである。
(夏目三久と楠田枝里子のファッションは好きだ)

しかし、教(キョウ)の言うとおり、確かに女子アナがボーダーを着てテレビに出ていることはない。

ボーダーを着ない生活

ゲッターズ発言で怒り心頭のカタカナ、それからも変わらずボーダーを着続けた・・・訳ではない。

イラッとするものの30代前半未婚の女において、「モテない」の言葉は大きかった。

折りしも時代はモテ全盛期である。モテる=正義であり、世の中にはゆるふわモテパーマだのモテコーデだのモテる料理だの、何にでもモテの2文字がくっついていた。

「モテない」は罪ですらあった。

それからというもの、可愛いボーダーの服を見つけても「ボーダーの服はモテない」が頭をよぎって購入を控えてしまう。

うるせえと思っていても、どうしても「モテない」が気にかかってしまうのだ。

そんなにモテたいのかと思われるだろうが、どうせならモテないよりモテた方がいいように思える。カタカナの人の子、時代の空気を吸って吐いて染まっていたのである。

 

振り返ってみると、ゲッターズ飯田自身との確執というよりも、彼の言うことに反発を覚えながらもモテないという言葉に影響されてボーダーを着なくなった自分自身が憎いのかもしれない。

著書名は「ボーダーをきている女は95%モテない」であって、全員がモテないと言っているわけではないが、モテる5%に自分が入っている可能性など微塵もない。

100歩ゆずってモテるとしよう、などという文章上のレトリックも受け付けない。半歩すらゆずらない。それくらいの客観性は持っている。

自分がモテないと分かっている上でうるせえと思ったのだから、いっそのこと1週間すべてボーダーを着る生活に振り切るべきであったのに、モテという言葉にひよった自分が許せないのだ。

ボーダーを着なければもしかして・・・と期待した自分がいるのである。

自分の主義主張を捨ててモテという軟派に走った黒歴史の始まり、それこそがゲッターズ飯田なのだ。

私の中のモテとモテないとファッションが入り組みねじれた結果、ゲッターズ飯田との確執という形になって現在に至っている。

確執は続く

ちなみに、数年前からボーダーを着るようになった。

理由としてはボーダーを着ていようが着てなかろうが、そんなことは関係なく自分はモテないということが分かったからである。

結果的にゲッターズ飯田のいうとおりだったとも言える。

 

モテるヤツはボーダーだろうがドレスだろうがゴミ袋だろうが、何を着ていたってモテるのだ。

それなら、好きな服を着てモテない方が幾分救いがある。

好きな服を我慢した結果モテないのもつらいが、我慢してモテたとしても、この先ずっと好きな服を我慢して生きていかないといけないのも相当つらい。

モテている状態で自分の趣味を解禁する手もあるが、そのままモテが維持できるとは限らないだろう。

モテる輩からすると、そういうこと言うからモテないんだよと思われるだろうが、致し方ない、これが私、This is meなのである。

 

そんな訳で、これからもゲッターズ飯田の占いや話は反発していく所存である。

スマホの購入時期をずらすこともすでに影響下にあるような気もしないでもなく、数年後に「あの1月にスマホを買っておけばよかった!」と思うかもしれない。

ボーダーを着なくなった時と同じように、彼の影響で行動を変えていることには間違いないだろう。

だからと言って、これ以上ゲッターズ飯田の的中率を上げるのもくやしい。

思い通りにはなってやらないぞという私の最後の意地だ。

これからもゲッターズ飯田と私の一方的な確執は続いていく。

カタカナ
カタカナ

今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。

それではまた明日。