「もってのほか」にまつわるエトセトラ -食べて書いてまた食べる話35ー

もってのほかにまつわるエトセトラ 火曜日:食べ物の話

どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。

いかがお過ごしでしょうか。

カタカナ
カタカナ

火曜日は食べ物の話。

今回は「も」。

スポンサーリンク

今週のお題は「も」

50音で綴る食べ物の話、「も」といえばこれだ!とピンとくるものがあれば最高なのですが、たまに思いつかない時があるんですよ。

そんな時はネットで「ものつく食べ物」と検索しております。

今回検索してみると、桃、もんじゃ、モモ焼きなどなど、意外とおいしいものが天湖森夜。

なるほどなるほどと読んでいく私の目に飛び込んできた驚くべき「も」がありました。

うん、本当にびっくりした。

 

さてさて、ここで出し惜しみしてても仕方ないですもんね。

もってのほかです。

はい、もってのほか。

いえいえいえいえ、だからもってのほかなんですって。

カタカナ
カタカナ

だーかーらーーーーー!!!!!!!!

「もってのほか」なんです!!!!!!!!!!!!!!!!!

謎過ぎる「もってのほか」

もってのほかですよ!もってのほか!!

いつも見る「日本の食べ物用語辞典」ホームページにでてたんですよ、ほら。

https://japan-word.com/japanese-food/mo/page/2

食べ物として「もってのほか」が掲載されているでしょ。
初めて見たときにはびっくりしすぎて二度見しちゃったもんな。誤植かと思ったわ。

それにしても全く何なのかわかりゃしない。
しもつかれ的な地方の郷土料理っぽい気がするけど、魚なのか肉なのか、はたまたお菓子なのか。

カタカナ
カタカナ

さてさて、謎の食べ物「もってのほか」、

何だと思いますか?

「もってのほか」の正体とは

謎の食べ物「もってのほか」。

答えは・・・・まさかの食用菊でした!!

https://www.acoop-shonai.co.jp/saijiki/autumn_3.html

「もってのほか」は、高級食用菊の品種なんだそう。

うーん、食用菊はさすがにわからんなあ。食べる習慣がないからなあ。

山形には菊を食べる習慣があって、この「もってのほか」は山形の伝統野菜になっているとのこと・・・どうにも不思議。

もってのほかおいしい、天皇家の御門の菊を食べるなんてもってのほか・・・が由来らしいですけど、私的には「菊を野菜扱いするなんて何だかもってのほか」って感じです。

菊を食べる文化には敬意を表するけど、それでも菊は野菜じゃないのではと思ってしまう。

それにしてももってのほか、もってのほかとばっかり書いてたら、もってのほかの字の意味が分からなくなってきたぞ・・・?これがゲシュタルト崩壊ってやつか・・・

菊は食べてもいいのかよく分からない

「もってのほか」は花びらを湯がいて食べるそうですが、問題はお刺身についている菊ですよ。

カタカナ
カタカナ

あれって食べるもんなんですかね?
残してていいのでしょうか?

本当は薬味的に食べるものなのに残してたら「あらあら、菊を残すだなんて素人だねえ」と思われそうだし、でも食べるもんじゃないのに食べたら「おいおい、菊を食べちゃったよ!とんだ田舎者だねえ」と笑われそうな気がします。

あれ?どっちに転んでも箱根から先、こいつぁ無粋だねとなるやんか。

なにより、菊についてジャッジしているヤツ誰?どこの江戸っ子?桂歌丸?

最後に

山形で秋になると「ああ、もってのほかの季節だねえ。」「もってのほか、昨日食べたよ」「今年のもってのほかは最高の出来」なんて会話が交されるのでしょうか。

うわ・・・・最高に和むんですけど・・・・

とはいえ、もし山形に旅行に行ったとしても「もってのほか」は食べないっすね。

それなら芋煮食べたい。

カタカナ
カタカナ

今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。

それではまた明日。