マーマレードにまつわるエトセトラ -食べて書いてまた食べる話31ー

マーマレード 火曜日:食べ物の話

どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。

いかがお過ごしでしょうか。

カタカナ
カタカナ

火曜日は50音で綴る食べ物の話。

今回は「ま」です。

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今週は「ま」

さて、50音もハ行から次の業に移動します。

今週は「ま」。

「ま」といえば、マーマレードです。

憧れのイギリスのマーマレード

マーマレードって、イギリスが本場らしいです。

発祥の地がイギリスとかそういうのではないっぽいけど、イギリス人はマーマレードが大好きだとグレーテルのかまどで見たんですよ、NHKの番組。

スイーツメモ - グレーテルのかまど - NHK
お菓子の家の苦境を、知恵と度胸で乗り越えて人生を切り開いた、女の子グレーテル。現代のグレーテル達に向けて、美しく、優しく、柔らかく、スイーツに迫る教養娯楽番組。

なんでもパディントンベアにマーマレードがでてくるらしく、番組で再現してたのですが、このマーマレードがこれまたおいしいそうでおいしそうで。

黄色に輝くとろみの中には、皮がごろごろ入っています。そして甘くてほろ苦い。

これを見てから、私の中ではすっかりマーマレードはイギリス、イギリスはマーマレードの図式ができあがりました。

ついにイギリスのマーマレードと対面

いつかイギリスの本場マーマレードを食べたいなあ・・・と思っていたところ、ついにそのチャンスに恵まれたんですよ。

私、平日は会社勤めなんですけど、2年ほど前までイギリス人男性が所属してまして。

その人が実家に帰るというので、お土産にマーマレードを!!!!とごり押ししたところ、義理堅くマーマレードを買って来てくれました。

 

が、しかし。

渡されたマーマレードは私が知ってるマーマレードじゃない。

カタカナ
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何が違うって?

だって、色が蛍光グリーンなの!!!!

 

私「これ本当にマーマレードなの???」

彼「そうだよ、イギリスのマーマレードだよ」

私「なんでグリーン・・・・????」

彼「え??どんなマーマレードを想像してたの?」

私「黄色の。普通、マーマレードって黄色でしょ」

マーマレード

↑こんなイメージなんだけど。

ああ、なるほどね、でもこれは本当にイギリスのマーマレードだよとのこと。

うーん、納得いかない。でもせっかく買ってきたもらったんだしと頂戴して帰宅したのでした。

蛍光グリーンのマーマレードを見つめる

さて、改めて自宅でびんに入った蛍光グリーンの物体を眺めてみます。

見れば見るほど、体に悪そうな色・・・・

しかもマーマレードの醍醐味である皮もほっそいのが2~3切れ入っているだけ。
Rosesというメーカーのものらしい。

・・・・ってあれ?シールにLimeって書いてあるぞ、何かみたことある。

りめ?りいめ?らめ?らいめ?あ!ライムだ!!!!(英語苦手)

このマーマレードはライムから作られていたのでした。
だから、蛍光グリーンなんですね。

Amazon.co.jp

(実物はこの写真の数倍以上に蛍光色)

ライムが主原料だから蛍光グリーンってことは納得したけど、なぜわざわざオレンジじゃなくライムを選んで買ってきたのか。

ちょっと小技をきかそうとしたのか、本当にイギリスのマーマレードと言えばライムなのか、どっちなのかわからん。

彼に聞けばわかるけど、英語で聞くのしんどいもんな・・・・(英語超苦手)

まあいいかと気を取り直して食べてみたものの、酸っぱくて固くって、私が食べたかったとろっとして皮がたくさんであまほろ苦くて黄色いマーマレードと全然違う・・・・

頑張って消費してみたものの、ビンの半分ほどでギブアップしてしまったのでした。
ごめん。

最後に

のちのち、伊丹十三監督の「イギリス退屈日記」を読んでいたら、Rosesのマーマレードのことが取り上げられていました。

イギリスのジャムと言えばRosesである、って。

元同僚は、確かにイギリスのマーマレードを買って来てくれたようです。
疑ってごめん。

そうそう、私がマーマレードの色について聞いたとき、彼は思いっきりブラックジョークをぶっこんできましてな・・・・

あんまりに黒いからここでは書けないのですけど、イギリスって本当にブラックジョークの国なんだなと戦慄したのでありました。

マーマレードもブラックジョークもほろ苦いですな(うまいこと言った)

カタカナ
カタカナ

今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。

それではまた明日。