どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
水曜日は芸能世界の考察。
自分が生きてきた時代がドラマになった、何だか不思議。
全裸監督を見る
今日は最近思ったことをつらつらと。
話題の全裸監督を見ておりまして、もうすぐ見終わるところです。
よくここまでやったなあと感心したり、アメリカの女優さんにけちょんけちょんに言われるくだり、これどこにつながってんの?と思ったり色々ありますが、面白く拝見しています。
話自体面白いんですけど、それ以上にね、
これ、自分が子どものころの話だと思うと感慨深いなと思いまして。
黒木香の記憶
特に黒木香。
うっすらと記憶にありました。
「わき毛のおねえさん」だ。
テレビの中で、男の人が「わき毛見せて~!」と言うと、きれいなおねえさんが立ち上がって両手を上げてわきを見せてた。
それを見てみんな「おお~!!」とどよめきながら拍手するんですよね。
子ども心に、このおねえさんがわき毛を見せるとなんで拍手されるんだろう・・・?と思ってましたねえ。全然意味が分かってませんでした。
まれーに思い出しても「わき毛を見せる女の人なんて私の想像の産物かもしれない」と、私の中で黒木香の存在自体うやむやになってきてたんですよ。
でもね、ドラマ中の黒木香のしゃべり方を聞いたら記憶がズバーーーン!と戻ってきました。
私この人見たことある!!って。
「わぁたくしはですねぇ」と鼻にかかるような独特の話し方。これほんとにご本人そっくり。
改めて見ると、こんな先進的な人が
80年代に登場していたことに驚くばかりです。
記憶があるドラマ
それはそうと、今回、なんで全裸監督の話を書いたかといいますと、自分の記憶にある出来事や時代がドラマになったことが感慨深くって。
これまで実話に基づくドラマって、
自分が生まれていない頃の話か、全然知らない話だったわけです。
ところがどっこい、全裸監督は「同じ時代の空気を吸ってた」んですよね。さらにうっすらとはいえ記憶がありますし。
自分がリアルで見てきた時代がドラマになってる。
何なら登場人物を見て「そっくりーーー!」と叫ぶこともできる(IKKOではない)
何だか、はるばる遠くまで来たなあと思いました。まあ歳取ったなってことなんですけど。
加齢という功罪
歳をとるのは時に悲しい気持ちになります。
でもこうやって生きてきたからこそご褒美もあるんですよね。
若い人たちが想像するしかない世界を、わたしは実際に体験している。
リアルな空気感、時代を知っている。
これってめちゃめちゃ贅沢なのでは?
もしやこれが歳をとる醍醐味なのかもと思うようになりました。
これから歳を重ねるにつれて、自分が体験した時代がドラマや映画になる機会も増えてくるでしょう。
生きていないと体験できないことですから、胸を張って堂々と楽しんでいこうと思います。
ただひとつ注意点があります。
どれだけ懐かしくても、若い子に対して「おれ、これ、リアルタイムで見てたし」というマウンティングをしないこと。
これやった時点でうざい老害決定です。要注意。
マウンティングに注意しつつ、前向きにドラマも映画も楽しんで生きましょうぞ。
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。