どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
月曜日はミニマリズムの話。
自分の使いたいように使えばいいじゃない・・・!
これ、◯◯専用商品ですよね
「このポーチ、デジカメ用ですよね・・・・・?」
雑貨店に勤めていた時、お客様からよく聞かれていた質問です。
ポーチに限らず、食器や文房具に至るまで、
「これ、◯○用ですよね?」としょっちゅう聞かれていました。
そして我々店員の答えはいつもこう。
「お客様のお好きなように使っていただけたらいいと思いますよ(にっこり)」
ここまで書いてあるのを読んでいただいたら「なんだよ、当たり前やん」と感じられると思いますが、本当によく質問されていました。
特に手のひらサイズで少しマチがあるポーチ、言うなら特に大きな特徴のない至って普通のポーチ(商品名もマルチポーチだったりする)に対して「◯◯用ですか?」と聞かれることが多かったですね。
もしくは「これ、何用のポーチ?」とか。
マルチポーチに限らず、もし商品名に◯◯専用ポーチと銘打たれていても、よっぽど特殊な形でなければ何を入れても構わないはず・・・
店員同士でも「別に自分の好きなもの入れたらいいのにね、不思議だよねえ」とよく話していました。
汎用性だって大事
おそらく質問を下さったお客様は、より専門性の高い商品を手に入れたいという気持ちがあったのかもしれません。
自分が特別に大事にしたいものは専用商品を持つ、この考えに異論はありません。
ミニマリスト的には、◯◯専用のものばかり持っていたら部屋が溢れかえってしまわないか心配になるのも事実。
卵かけご飯専用醤油やら納豆専用醤油やら、今はたくさんの専用醤油が登場していますけど、全部買ってしまったら冷蔵庫がパンパンになってしまいます。多分使いきれないし。
それにね、はじめは卵かけご飯専用として使っていても、
最後には「同じ醤油だから大丈夫やろ」と色々な料理にかけると思うんですよ。
時には「いかに汎用的に使えるか」目線でモノを選んでみても楽しいのではないでしょうか。
判断基準は自分で持つ
もしかしたらお客様方は「◯◯専用だから大丈夫」「お店の人が言っていたから大丈夫」と安心感も得たかったのかもしれないですね。
気持ちはとてもよくわかるけれど、安易に鵜呑みにするのもあまりよくありません。
だって、判断基準を宣伝や他人に預けてしまっているから。
そればかり頼っていたら、自分で見定めて購入する力が衰えてしまいます。
私にとっての正解を知らない誰かに決めてもらったって、上手く行く確率は低いはず・・・。
誰かに「これにはこの専用品が必要!あれにはあれ!」と言われたからって、全部買うのかって話ですよ。自分が選んでもないモノばっかり持って、部屋に溢れてしまうなんてハイパーに不毛じゃないですか・・・・。
モノを買うときぐらい「自分がどう思うのか」を最優先したっていいと思うのです。
その方が愛着を持って大事にできますもん。
そりゃ化粧ポーチに金魚を入れますと言われたら、やめてください金魚鉢を買ってくださいと言いますけども。自分が使うのだから自分が納得すればそれでいい。
丁寧に暮らす、効率よく暮らす、色々な生き方の提唱がされていますが、
まず自分の手元をみること、考えること、気持ちを大事にすること、全てはここからなのではないかなと思うカタカナなのでありました。
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。