どうも、カタカナことカタオカカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
火曜日は50音で綴る食べ物の話。
今回は「よ」。
「よ」のつく食べ物と言えば
ようかんについて、みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。
甘い、あんこ、あんまり食べないなどなど様々なイメージがあるかと思いますが、
私の中でようかんはお客さんが来たら出す食べ物という確固たるイメージがあります。
お客としてようかんを出されたことも、迎える側としてようかんをだしたこともないのですけど、
お客さん=ようかんの図式が私の中で完全に出来上がっています。
今でもお客さんが自分の部屋に来るとなった場合、掃除をして部屋を整えて、さあお茶の準備となったら「ん?ようかん買わないといけないのかな・・・?」と頭に浮かんでしまうくらいですから、相当に根強いイメージになっていることがうかがえます。
思い返してみると、子どものころ家にお客さんがきたときにようかんを出していたかというと答えはノー。一度も見たことがないし、そもそも家にようかんがあった試しがない。
じゃあなんで、お客さん=ようかんと思い込むようになったんだろう?
あ、あれだ、多分サザエさんだ。
サザエさんがお客にようかんを出していたり、あなごさんが「あそこの家のようかんは紙くらい薄いよ」とか言って笑ってたのを見て刷り込まれたんじゃなかろうか。
ようかんの思い出、けっこうあるやん
もうちょっとようかんと自分について考えてみたら、一度だけ接点がありました。
大学生の時、友人Sの実家に泊まらせてもらうことになった際、手土産としてとらやのようかんを持っていったんですよ。
一緒に行った友人Yが「とらやのようかんに勝るおみやげはない」と言うもんだから、へーそんなもんか、それにしてもようかんのくせに値段高いなと思っただけだったんですけども。
Sの両親は「若いのにこんなちゃんとしたおみやげを・・・」とびっくりされてましたっけ。
そうだ、子どものころは井村屋の水ようかんがお中元で届いてました。缶詰に入ってるの。
ツナ缶くらいの大きさで、でもツナの代わりに水ようかんがみっちり詰まってて。
今思うとようかんを缶詰にするってどういうことだよwwwと思うけど、その頃は夏になる度にCMが流れるメジャー商品だったんですよね。
お客さん・手土産・お中元。
並べてみると、全部コミュニケーション関係ばかりです。
人と人の間にようかんがつるっとすべりこんでいます。
理由はわかりませんが、ようかんには人間関係をうまくいかせる何かが潜んでいるのかもしれません。
まあ、甘いもの食べながらケンカするのは難しいってことのなのかも。
最後に
こんなにようかんのことを考えたのは初めてでした、ふう。
全然意識していないのに、ようかんに対する謎の役割イメージが植えつけられていて興味深いもんです。サザエさんすごい(違う)
そういえば、昔のコンビニのレジの横には決まってヤマザキのミニようかんが置かれていたものでしたけど、いまはすっかり見なくなりました。
一体誰が買うんだよと思ってましたけど、自動販売機のおしること同じで売れるから置かれてたんでしょうね。私が買わないだけで。
・・・・・うーん、やっぱりコンビニでようかん買う人、自動販売機でおしるこ買う人、どっちも相当の猛者なのではなかろうか。
買っているところを見てみたいけど見たらいけない気がするし、とりあえず自分がそのレベルに達することはないってことだけはわかる。人生は色々ですね。
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。