有馬温泉名物・炭酸せんべいの有名店「有馬せんべい本舗・三津森・湯之花堂本舗」を食べ比べてみたよ

土曜日:雑多な話2

どうも、カタカナことカタオカカナです。

いかがお過ごしでしょうか。

カタカナ
カタカナ

土曜日は雑多な話。

有馬温泉名物・炭酸せんべいを食べ比べました!

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炭酸せんべいに新しい風が吹いた

2020年明けに有馬温泉に行ってきました。

いまとなっては、気楽に旅行ができた最後の日々になってしまいましたね・・・・

 

さて、有馬温泉の名物と言えば、炭酸せんべいです。

温泉街でもあちこちで売られています。

そもそも、炭酸せんべいとは・・・

炭酸せんべい - Wikipedia

というモノだそうです。ありがとうございます、Wikipedia先生。

有馬温泉は飲むこともできるぞ、じゃあ、せんべいにいれちゃおうぜ!が始まりらしい。

 

いくつか製造元があるのですが、見た目がそっくりだし、価格もそっくりだし、お店のつくりもそっくりだし、正直なかなか区別がつかないんですよ。

泊まりに行く度に炭酸せんべいを食べるのですが、やっぱり区別がつきません。

 

私はずっと炭酸せんべいの区別がつかないままなのだろうか・・・・

そんな悩める旅行者におすすめのすばらしいセットを見つけました!

有馬せんべい食べ比べセットです。

炭酸せんべいセット

三つのお店の炭酸せんべいが一箱に入った、今までありそうでなかった画期的商品です!

新しい風だ!パッケージがおしゃれ!こんなの待ってた!!

さあ、食べ比べ開始!

入っているのは、下記の三店。

まさに温泉街でしのぎを削っているお店たち(だと思う、多分)

紙を取ってみると・・・

この時点で違いがあるやん!

色も模様も違うぞ!

見た目

まずは見た目を比べてみます。

有馬せんべい本舗

いちばん素朴な感じ。

桜ともみじがあしらわれています。

周りにバリがついていて、表面に気泡が多く、ざらざらした印象です。

刻印の文字が太く、ふち(?)がはっきりくっきりしているせいか文字同士が密着して、グイグイ前に出てくる印象。

三店の中でいちばん色が茶色ですね。

三津森

漢字にカタカナにアルファベットに絵・・・なんか情報多い。

絵はおそらく源泉の様子かな。

表面の気泡の数は有馬せんべい本舗と変わらない気がしますが、いくぶんツヤがある気がします。

色は三店の中間。

湯之花堂本舗

確実にいちばん色が白い!表面がつやつや!

刻印の字も細いし、丸っこい感じがします。

名産・タンサンって韻を踏んでるんでしょうか。

温泉マークがあるせいで、温泉地の食べ物だってことがいちばん分かりやすいですね。

ふちも違う

三店の周囲のふちが全然違うんですよ。

ほら。

有馬せんべい本舗 → バリがついてて四角い
三津森      → ちょっとだけバリがついてて、ふちも少し丸い
湯之花堂本舗   → バリが全くなく、ふちが丸い。

全然違うやん。

区別がつかないといっていた自分が恥ずかしい。

見た目も大事だけど、それ以上に味が重要!

さてさて食べ比べに入りましょう。

有馬せんべい本舗

おっと、意外と分厚い。

割ってみるとこんな感じです。

バリバリした食感で食べ応えがあります。

ふちが固め。

味は見た目と違ってくせがありません。食べやすいです。

原材料は「小麦粉、砂糖、澱粉、塩、炭酸泉、重曹」

思ったりより色々入ってますね。

三津森

有馬せんべい本舗より少し薄めです。

割ったところ。

口に入れた瞬間、香ばしさが鼻を抜けます。

まさに小麦粉を焼いた味がします(なにそれ)

 

原材料は「小麦粉、砂糖、澱粉、塩、膨張剤(重曹)」

カタカナ
カタカナ

あれ?炭酸泉は・・・・?

湯之花堂本舗

うっすい!軽い!!
薄いせいか柔らかく感じますね。

ゴーフレットに近い。

薄いので簡単に割れます。

有馬おんせん本舗は「バリバリ!」な食感でしたが、こちらは「パリパリ!」ですね。

軽い食べ心地です。

小麦粉の味というか、何だか懐かしい味だなーと思ったら、ホットケーキの焼く前のタネみたいな味に感じます。よくわからん例えですみません。

三津森から香ばしさを抜いたら、有馬おんせん本舗になる気がする。

 

原材料は「上白糖(国内製造)、小麦粉、澱粉、食塩、植物油脂、重曹」

植物油脂がはじめて登場しました。そのせいで表面がつるつるしているのかも。

カタカナ
カタカナ

ん?あれ?炭酸泉は・・・・?(デジャブ

 

・・・せっかくなので、三店の割ったところを並べてみました。

確かに厚みが違います。

上から順に薄くなっていますね。

 

さらについでに裏面も。

つるつる度が真逆になってる!

有馬せんべい本舗 → 表ざらざら・裏つるつる
湯之花堂本舗   → 表つるつる・裏ざらざら

世の中、視点が違えば見えてくるものが違ってきますね(大げさ)

最後に、まとめ。

さてさてさて、炭酸せんべい食べ比べの結果です。

有馬せんべい本舗
・いちばん厚めで固く、バリバリした食べ心地。
・くせのない味。
・唯一、原材料に炭酸泉が記されている。
三津森
・厚みも固さも中間、三店の中道を行く。
・香ばしい味。
・炭酸せんべいの元祖らしい。
湯之花堂本舗
・いちばん薄くて柔らかい、パリパリした食べ心地。
・小麦粉っぽい懐かしい味。
・上白糖を使っている。

写真ですとこうなります。

同じように見えていた炭酸せんべいですが、三者三様、それぞれに個性があることが判明しました。私、何も見えてなかったですね。

どれがいちばんか・・・・というと、これはさすがに個人の好みでどうぞとしか言いようがないですね、ははは。

幸いなことにどこのお店も試食をさせてもらえるので、実際に確かめてから購入することができます。太っ腹です。
(お店によっては、職人さんがその場で焼いた手焼き炭酸せんべいを食べられます)

 

そうそう、この「炭酸せんべい食べ比べセット」はこちらのお店で買うことができます。

https://www.instagram.com/arimarche__/?utm_source=ig_embed

お酒やお茶に食べ物など、ここにしかないモノが集められているお店です。

おしゃれな商品が多いから、おみやげで差をつけたい人、インスタ映えしたい人にもぴったりかも。

 

コロナの暗雲はいつ晴れるか分かりませんが、気兼ねなく温泉につかって炭酸せんべいを食べられる平穏な世の中に戻りますように・・・・

カタカナ
カタカナ

今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。

それではまた明日。