どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
土曜日は片づけぐるり。
BLACK FRIDAYってのがはじまってますねえ。
いつの間にか始まったBLACK FRIDAY
11月22日の夜、梅田の街をふらふらしておりましたらふと目に入ったこの張り紙。
「BLACK FRIDAY」
聞いたことあるけどなんだっけなと思ったら、あれですね、冬セールの解禁日ですね。
はじまりはアメリカ、11月第4木曜日の翌日がブラックフライデーにあたるそうな。
ん?それだとずれてない?と思いますが、アメリカは感謝祭の翌日、日本は23日の勤労感謝の日に合わせることが多いから1週間ずれることが多いらしいです。
へえ~。
お客さんが殺到して小売店が黒字になるから、ブラックフライデー。
アメリカらしい洒落た言い回し。日本にはないセンスです。
冬セールの始まりってことは、ここから年末年始商戦が始まるわけですね。
完全に余談ですけど、前職のお店も12月になると連勤、連勤、連勤、連勤で7連勤も珍しくありませんでした。
その中でも30日間連勤したチーフは尊敬の念をこめて、
「鋼の連勤術師」
と呼ばれていました。
疲れのあまり、うっかり人体練成しそうです。
安い買い物には要注意
ながーい前置きになりましたけども、セールになると血がたぎるなんて方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん私も20代の頃はセールの度にお店に突入しては買いあさったもんです。
こうやってミニマリスト兼こんまりコンサル(見習い)になった今、改めて思い返してみると、
あんなにセールで買わなくてもよかったな・・・と思うのですよ。
セールはちょっとって話ではなくてですね、モノを買う理由として「安いから」はちょっとって話でして。
めっちゃ気に入った上に安い!だから買う!!だったら最高ですけど、
あんまり気に入ってないけど、とりあえず買う!!はおすすめしないです、正直なところ。
クローゼットの中を思い返していただきたいんですけど、セールで安いからとりあえず買った服って全然着ないことないですか?
買ったことさえ忘れてたりする。
ときめきや思い入れなしに買った服は、
他の服に比べて存在感が薄いように感じます。
片づけ終わったら、蛇口を閉めよ
片づけサービスを卒業されるお客様に必ず伝える言葉がありまして、
「捨てるターンが終わったら、
入ってくるモノを少なくするターンです。」
ざっくり言うと、部屋に入れるモノを減らしましょうってことですね。
例えるなら、おふろ。
湯船を部屋に見立てます。
湯船の栓を抜く=捨てるターン、だとすると、蛇口からお湯を入れる=部屋にモノを入れる、と表す事ができますよね。
栓を抜いてお湯をどんどん抜いたとしても、上からお湯をばんばん注いでいたら、湯船のお湯の量はずっと変わりません。
それどころか、出て行くお湯の量より入ってくるお湯が多くなってしまったら、いつか湯船からあふれてしまうかもしれませんよね。
もし湯船の中にあるお湯の量を減らしたいと思ったらどうしたらいいのでしょう。
そう、蛇口を閉めるしかありません。
すなわち、片づいた状態を維持するには、部屋に入ってくるモノの量を減らす必要があるのです。
自分に問いかけよう「本当に必要?」
どんどん買って、どんどん捨てて、持ち物の新陳代謝を活発にしたいタイプの方でしたら苦にならないと思いますが、結構な割合で疲れてくる方が多いように感じられます。
ブラックフライデーを皮切りに、年末年始ってモノを買わないといけないような気分になるんですよね。全然そんなことないのに雰囲気って怖い。
年末に大掃除して不用品を捨てて部屋がすっきり!
なのに、すっきりした部分をブラックフライデー安売り軍団が占拠!!
部屋はときめかないモノに埋め尽くされて、元通り・・・・。
なんてめっちゃ悲しいですよね。
こうやって想像すると分かる事でも、実際になると意外と気づかなかったりするのが怖いところでもあります。
セールで「安いからほしい!!」と思ったら、いったん立ち止まる勇気が必要です。
もうひとりの自分を召喚してください。幽体離脱でもOKです。人体練成はNGです。
「本当に必要?」
「本当にほしいと思ってる?」
「本当にときめくの?」
と自分自身に問いかけてみてください。
3つも覚えてられないよ!と思われる方は、下記質問1つを。
「これ、自分の理想の生活に必要なモノ?」
もちろん!と思えば迷わず購入したらいいですし、そこまではちょっと・・・と思うなら、もう少しだけ考えてみてから結果を出す。
それだけでもお湯を注ぐ蛇口はきゅっと締まります。
最後に
今夜の街の様子ですと、日本ではまだまだブラックフライデーは浸透していないようですね。
小売店のみなさんのことを思うと、どんどん売れたほうがいいのですけど、片づけのお客様のことを思うと一歩立ち止まってもらったほうがいい。
うーん、どっちも大事・・・・
これはあれですね、「ブラックフライデーは容量用法を守ってお使いください」!
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。