どうも、カタカナことカタオカカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
木曜日は片づけぐるり。
片づけても片づけても・・・ってそれ、ただの移動じゃない?
「それ、片づけじゃなくて移動やで」
こんまり流片づけや整理収納アドバイザーを勉強してきた今だから思うんですけどね、片づけって勝手に身につくもんでもないなあと思っております。
生まれながらに片づけ感覚に恵まれているサラブレッドもいらっしゃる。
でもでもやっぱりごくごく稀です。
もちろん私も30年以上片づけに苦しんできた訳で。母レイコに毎日のように叱られながら片づけしてました。
そんな過去の自分に言ってあげたいことがあるんですわ。
それ、片づけじゃなくて移動やで。
実は片づけあるあるだったりする
いやーーー、これ、知られざるめちゃめちゃあるあるなんですよ。
片付けているつもりが、ただの移動で終わってるって。
RGに歌ってもらってもいいくらい。
♪片づけ苦手な人あるある言うよ~、そのまま移動させただけで片づけした気分になりがち~♪
もちろん私もそうだったんですけど、単純にAにあったモノをBに動かすだけでなく、Aにあったモノを分割してBとCに動かしたりする。
その時は、何となく見た目はすっきりするし、それなりに片付けた気分にひたれたりします。
でも1週間もしないうちに、
- ぐちゃぐちゃ
- どこに入れたか分からない
- 結局元の位置に戻る
なんてことが起こるんですね。ああ怖い。
いきなり整頓してた過去の私
ここで整理整頓の文字を紐解いてみましょう。
似ているけど、ちょっとニュアンスが違う言葉なんですよね。
すでにお気づきの方も多いかと思いますが、昔の私がやってたのは、
いきなり整頓 だったんですわ。
いるモノもいらないモノも区別せずに、まるごと別の場所に収納しようとしてたんですよ。
机の上から引き出しの中へ。
繰り返しているうちに引き出しの中が満杯になり、また区別せずに新しく買った収納棚へ。
いずれ収納棚もいっぱいになって、また収納棚を買って。
永遠にモノが右から左に移動するばっかりで、ちっとも整理されていなかったのでした。
ひどい言葉でいうなら、
ゴミをずーーーーっと部屋中移動させてただけですね。
いかにたくさんモノを詰め込めるかが勝負だと思ってますから、モノは取り除かれずに増えるばかり。
そりゃ最終的にキャパオーバーしてぐちゃぐちゃになるし、どこに行ったかわからなくなるし、一周回ってまた机の上に戻ってきたりします。そりゃそうだ。
片づかない時は自問する「もしかしてこれって移動?」
ここ数週間何度も同じ話をしてて恐縮なんですけど、収納する前に持ち物を精査しないと始まらないってことなのです。
片づけの成功はここにかかってるとも言える。
収納しているはずなのに何だか片づかないなあと思ったら、「もしかしてモノをそのまま移動させてるだけなんじゃ?」と一回疑っていただくのがよさそうです。
いらないモノを取り除けていないんじゃないかと。
子どものころにこのことに気がついていたら友達を部屋に呼べたし、人生でいちばん無駄な時間である探し物に明け暮れることもなかっただろうになあ。
何より、
レイコにあんなに怒られずに済んだのに・・・・
最後に
整理整頓と簡単にいうけれど、整理→整頓すれば自然と部屋はきれいになるんですよね。
そのまま。
昔の人はすごいですねえー。
この「片付けているつもりが実は移動」は奥が深いので、引き続き考えていきたいと思います。
ここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。