どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
水曜日は芸能世界の考察をお届け。
1年ぶりに映画館で映画を見てきました!
「Diner ダイナー」を見てびっくりした
先日、映画「Diner ダイナー」を見てきました。
それから5日経過しましたが、
だって、
初めてだっ
映画「Diner ダイナー」とは?
まずは簡単に内容のご紹介を。
舞台はオーナーもお客も全員殺し屋のレストラン・ダイナー。
ひょんなことでウエイトレスとして働く事になった大場加奈子の運
写真家の蜷川実花監督、主演・藤原竜也。
私は原作小説も漫画も読んでおらず、
まじで「蜷川実花監督で藤原竜也が出てる」
超フラット。
で、
映画
それに内容はホームページを見ていただく方がずっとわかりやすい
じゃあ、何を書きたいのかというと、
「
もっと言うなら、自分の好きを詰め込んで全力で作った作品、
映画が終わった直後もこんなツイートをしていました。
身もだえポイント① 色彩
蜷川実花監督の写真といえば、「色鮮やか」「派手」「独特」
ではダイナーはというと、もちろん同じ!
普段の写真作品よりは抑え目ですけれど、
日常ではありえない色使いが、客は皆殺し屋という虚構を繰り広げる
場としてぴったりくるんですよね。
ずっと見ていると、
彼女のフィルターを通したら、
「それ以外できない、だってそれが自分だから」
身もだえポイント② 豪華な俳優陣と凝った衣装
登場する俳優さん方も豪華で。
藤原竜也、玉城ティナ、窪田正孝、本郷奏多、斉藤工、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二・・・・
バラバラなようで妙に統一感があって、
斉藤工と小栗旬は10分くらいしか出てなかったし・・・贅沢使いだなあ。
あとね、キャストが豪華だけでは身もだえポイントとしてちと弱いですけど、この俳優陣が着ている衣装がすんごいんですよ。どれもめっちゃ凝ってて可愛いの。
玉城ティナが着ているウェイトレス衣装だって、アメリカのダイナー風といわれればそうかもしれないけど、やっぱり蜷川実花の色になっているし(すげーばかばかしい服)
土屋アンナなんてワンピースのハンコックみたいな衣装だし(着こなせるのはアンナしかいない)
一番シンプルな藤原竜也のエプロンだって、上は洋服・下は着物ぽくなってて、めっちゃ素敵なんですよ。
好きな俳優さんに自分の趣味が爆発した服を着せられる・・・って最&高な気がします。
身もだえポイント③ シチュエーション
さらにね、ダイナー内のインテリアがめっちゃ素敵なんですよ!
店内はシャレオツに飾られた花とグリーンでいっぱい。
窪田正孝演じるSkinが食事を取る部屋なんて、真っ黒で巨大なテーブルに一筋の光が当たって、なんじゃあこのおしゃれすぎる部屋は!!!!と叫びたくなるくらいイカしたインテリアで。
住みたい!
でもおしゃれすぎて無理!って感じ。
映画の最後は店内でアクションシーンが続くのですが、銃がバンバン撃たれるようなシーンでも、やっぱり蜷川監督の世界になっているんですよね。
特に真矢ミキのアクション。
男装の麗人として出演しているんですけど、真っ赤なバラの花びらが舞い散る中で飛んだり跳ねたりしている姿は耽美としかいいようがありません。
私は蜷川監督の人となりを全く知らないのですが、きっと宝塚がすきやろなと思いました(勝手な予想)
好きな俳優に好きな服着せて好きなシチュエーションで自分の作品に出てもらう・・・
監督冥利に尽きるだろうなあ。
好きなものだけぶっこんだ映画
自分の好きな色。
自分の好きな俳優。
自分の好きな衣装。
自分の好きなインテリア。
自分の好きなシチュエーション。
端から端まで徹底的に好きなものが詰め込まれてて。
それが映画の世界観になり、
「全部私が好きなモノよ、文句あるの??」
自分の美意識だけで、徹頭徹尾に完璧な世界を作り上げてしまったことがうらやましく
人ひとりがここまで美意識を貫いた気概に驚嘆するしかなくて。
これが私だという自負。どこをどう切っても蜷川実花、蜷川実花の金太郎飴。
やっぱり思い出すたびに、ぐぐぐぐぐぐと身もだえしてしまいます。
ダイナーからもらった勇気
ダイナーのおかげで、私も堂々と好きなモノを詰め込んで主張していいんだと勇気をもらいました。
監督とは規模が違いすぎるけど、好きなもんは好きと思う気持ちに貴賎はないはずですから。
はあ、それはそれとして、私、Skinのことが好き過ぎる。
殺し屋っつー仕事と素直な性格のギャップが尊すぎるんですけど。
生まれ変わったらSkinの彼女になりたい。
それがダメならSkinの靴でもいい。
Skinが食べるキャンディの包み紙でも構いません。
なんでもいいからSkinのそばにいさせてくれええええええええええええええ(絶叫)
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。