どうも非効率系ミニマリストのカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
水曜は芸能世界の考察をお届け。
タッキーにお願い!
今年も残りわずか、せまる引退
2018年も残りわずかになってきました。
今年の年末といえば、9月に芸能的ビッグニュースが報道されました。
そうです、滝沢秀明の引退です。
滝沢秀明にお願い
滝沢秀明は12月31日で芸能活動を終了し、裏方にまわって舞台演出や後輩の育成にあたることが発表されています。
おおみそかジャニーズカウントダウンで流れる「Venus」「夢物語」。
この2曲を聴くと今年も終わるなあと思う私としては、やはり少々さびしいですね。
しかし、ご本人的にも事務所的にも大変いい選択をしたのではと思っています。
きっとジャニーズを盛り上げるであろう滝沢秀明に、たった一つだけお願いがあります。
ジャニーズのデビュー曲と衣装はダサくあれ!!
ジャニーズのデビュー曲と衣装はダサくあってこそ
ここ数年でジャニーズでは、新グループが多数デビューしました。
みんなお洒落なのです。
特にKing&Prince!!(通称キンプリ)
ぶっちぎり人気ですが、衣装のお洒落さもぶっちぎりです。
デビュー曲「シンデレラガール」では、そのグループ名通りにおとぎ話の王子様のような衣装に身を包んでいます。
ソシャゲの王子として登場しても違和感ない仕上がり。
なぜ なぜ なぜ なぜ なぜなんだ。
ジャニーズのデビュー曲と衣装はダサい、それがジャニーさんと国民の間で交わされた暗黙の了解じゃなかったのか。
かっこいい男の子たちにちょっとダサいことさせてバランスを取ってるんじゃないのか。
腰に○×のひらひらをつけてバレーボールコートで踊っていたV6。
B’z稲葉氏に勝るとも劣らないホットパンツでオンリーユーと叫んでいたTOKIO。
30代以下の全国民がMステ過去映像で100回は見ているであろう、嵐のシースルー衣装。
(ハワイでデビュー会見させられる恐怖のオプション付き)
このダサさがジャニーズの伝統芸だと思っていました。
なのに。
それなのに。
ベタ中のベタ・それがタッキー&翼
そこにきて滝沢秀明の参入です。
これは期待しないわけにはいきません。
今やアイドルも創意工夫で生き残る時代ですが、タキツバはデビューから終わりまで、ベタ・王道を恥じることなく突き進んできたコンビです。
POPスターであるアイドルは世間が求めるものを提供し続けなければなりません。
CD音源そのままに歌うこと。
ヒット曲を何回でもにこやかに歌うこと。
本人たちの創意工夫は必要とされません。
世間が求める「おなじみのアレ」を死ぬまで提供しつづけるのです。
大体のグループは脱落していくものですが、その中でタッキー&翼は「おなじみのアレ」を提供し続けていました。
たぶんVenusなんか100万回くらい歌ってると思う。
超タフネス。
それに一般人でも簡単に踊れる振り付けを意識的に取り入れたアイドルは、タキツバがはじめだと思うんですよ。
みんなで楽しく!とジャニーズの中でも浮くくらいのベタベタ王道路線を走っていたのがタキツバでした。
滝沢の視野の広さは特筆もの
特に滝沢です。
滝沢が毎年開催している舞台、その名も「滝沢歌舞伎」。
滝沢歌舞伎ってネーミング、ほんとに滝沢秀明のスタンスのそのままだと思うんですよ。
みんなが見たい「昔ながらの型」は押さえておく一方で、水やら炎やら派手な仕掛けで観客を楽しませることも怠らないのです。
静と動、新しいと古いを同時に進行しつつ、面白かった!と思えるように演出してる。
エンターテイメントとして観客が何を求めているのかを大変的確につかんでくる人だと思います。
ハリウッドやブロードウェイ的感覚って言うんですかね。
木村拓哉、ヒガシにマッチと比べるまでもないですし、唯一ニュアンスが近そうな中居正広に比べてもこの感覚が勝っています。
とても視野が広い。
そして彼らと決定的に違うのは、滝沢は自分の個性に固執していないように見えるのです。
ジャニーさんが後継者にするのも分かる。
細木数子が手元に置きたがるのも分かる。
そんな滝沢だったら、ジャニーズのデビュー曲と衣装はダサくあれ!!を復活させてくれるんじゃないかと思うのです。
もう一度、ジャニーズアイドルの基本に立ち返ってくれるのではないかと期待しています。
本当によろしく頼みます!
それにしても、こどもの頃から見てきたアイドルが引退するなんて感慨深いものがあります。
妹は純粋にファンでしたし。
学習机に敷く透明なゴムカバーみたいなやつに、ジュニア時代の生写真がはさんであったもん。
あの写真、まだ挟んであるのかなあ。
2018年大晦日のジャニーズカウントダウンがタキツバ最後の出演になるそうです。
みんなで最後の雄姿を見届けようぜ!
ここまでお読みいただいてありがとうございました。
ではまた明日。