スーパースターも私たちも必要なもの、それはなにもない5分間

スターには覚悟が必要 水曜日:芸能世界の考察

どうもカタカナです。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

水曜日は「芸能世界の考察」をお届けします。

これは私の趣味なのですが、時々頭から取り出さないと頭がパンクしてしまうのですよ。

そこで勝手ではございますが、皆さまにもちょっとお付き合いいただこうかなと。

初めにお断りするのですが私が一般人であること、また記事の特性を鑑みて、芸能人や著名人の敬称は省いて記載いたします。勝手ながらご了承いただければ幸いです。

 

さてさて。

今回は第1回ですから、このブログの立ち上げに大きく影響した人物を取り上げたいと思います。

 

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日本のKing of POP

このカタカナ5min.(カタカナファイブミニッツ)は「1日のうち5分くらい、何も考えなくてもいい時間があってもいいんじゃないか」と思い至ったことから始まりました。

そう考えるきっかけとなったのは日本のKing of POPこと郷ひろみの存在です。

(私が勝手に命名しました)

日本中の誰しもが知っているスーパースター。

TVバラエティー番組にもよく出演していることもあり、気さくな大スターと思われている節がありますが、私は「郷ひろみ=自己管理の鬼」だと思っています。

ポップスターという茨の道

私はアーティストとポップスターは別物だと思っているんですよ。

ポップスターとして生きるということは、すなわち消費されるということです。

これは大変ないばらの道。

アーティストは多かれ少なかれ自己表現が認められていますが、ポップスターは大衆が求めるものを求められるだけ与え続けなくてはなりません。

大衆はそれを貪欲に消費し要求し続けます。

極端な話、「毎度おなじみのあれ」を死ぬまで提供し続けなくてはなりません。

郷ひろみだったら求められた分だけ「ジャパ~ン!!」と叫び、ジャケットプレイを見せ、灰になるまでお嫁サンバのステップを踏み続けるということ。

それと同時に「もう飽きちゃった~」と言われる恐怖と戦うのです。

 

そんな道の途中で偽りの自分に疲れ果てたり、同じ毎日に嫌気がさすことも、飽きられる恐怖に耐えられなくなることも当然の結果でしょう。

消費され続けること(しかもそれは本来の自分でなくあくまで大衆が求める姿で)に耐えられる人間だけが勝ち残る茨の城、それがポップ界なのかもしれません。

 

では耐え続けるにはなにが必要か。

それは覚悟。

ポップスターの仮面をかぶって、与えて与えて与え続けて死ぬという覚悟。

私は郷ひろみを見ているとその覚悟を感じます。

(予想ですが、おそらくGOLD FINGER’99のあたりで最後の覚悟を決めたんじゃないかと)

自身のブランディングを自己プロデュースと呼んだりしますが、長く支持されるにはプロデュース内容の維持も重要なポイントになってきます。

歌手であれば筋トレをし、ボイストレーニングをし、体を手入れし、ダンスを練習し、本を読み、話術を学び、情報を収集し。日々精度の高い自己管理が必須です。

同じ場所にいるために常に全力疾走をしなくてはならない

いまこの瞬間にも、郷ひろみは郷ひろみであるために徹底した自己管理をしているのです。

だからこそ今やポップスターを越えてスーパースターになれたのだと思います。

スターを支える5分間

郷ひろみの自己管理意識の高さを象徴する言葉があります。

僕は24時間、郷ひろみです

さらにこうも言っています。

「1日のうち23時間55分は郷ひろみ、残りの5分だけ本名の原武 裕美(はらたけひろみ)に戻ります

 

まさに覚悟した人間の言葉だと思うのですが、私は別の印象を持ったんですよ。

47年間もの間、ストイックな努力と覚悟をしているあの郷ひろみですら、1日5分は素の自分に戻るんだだなあと思ったんです。

私は想像します、原武裕美に戻った5分のあいだ、彼はいったい何をしているんだろうと。

ソファーの上でごろごろしてるのか。

スマホをいじっているのか。

ただただぼんやりしているのか。

もしかしたら、この5分間は彼の生活の中で最も意味がないけど、何より大切な時間なのではと思うのです。

この何も考えなくていい5分間が郷ひろみを支えているんじゃないかと。

私は「何も考えなくていい5分間」を届けたい

この何も考えなくていい5分間は郷ひろみにだけ必要なものなのでしょうか?

そんなことはないと思います。

この世に生きる全ての人に「何も考えなくていい5分間」が必要だと思うのです。

毎日頑張って働いて意味あることいっぱい考えているんだから、時にはくだらなくてぼんやりしてて毒にも薬にもならない意味のない時間があってもいいんじゃないか。

あってもなくてもいいけど、あるとなんとなく嬉しい5分間。

そんなブログになれたらいいなと思い、このブログタイトルをカタカナ5min.と名づけました。

 

そんなわけで、このブログは「ねえねえこんなくだらない話があるんですけど聞いてもらえます?」って気持ちで毎日書いています。

またしょーもないこと言ってるなとか言いつつ、気が向いたらのぞいてもらえると嬉しいです。

あ、郷ひろみはストーリーが多すぎるので別の機会にもうちょっと書くよ!

今回はいいことばっかり書いちゃったんで、明日からは真面目にふざけようと思います。

 

ではまた明日。