どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
水曜日は芸能世界の考察。
カタカナの愛するドラマ「孤独のグルメ」がはじまったぞ!
Season8、放送開始!
先週のTOKIOに引き続き、城島リーダーのことを書こうと思ってたけどそんな場合ではなくなりました。
ドラマ「孤独のグルメ Season8」が始まったのです!
わーーーーー!!!!待ってた!
いちばん好きなドラマ、孤独のグルメ
このテンションを見ていただいて分かるとおり、カタカナは孤独のグルメが大好きです。
何ならドラマの中で一番好きといっても過言じゃない。
以前「面白南極料理人」の時も書いたのですが、今までいちばん面白かったドラマはアンナチュラルなんですよ。
でもね、1回しか見てないの。
きついから。
でもね、面白南極料理人と孤独のグルメは何度でも見られます。作業中にBGMとしてかけっぱなしにしていることも多いです。
仕事、ご飯、それだけ
孤独のグルメを見たことがない方に大まかに話をご説明しますと、主人公・井之頭五郎(松重豊)が仕事で訪ねた土地でひとりご飯を食べるドラマです。
はい、ビジネスパーソンがひとりでご飯を食べるだけのドラマです。
全ての回ぶれることなく同じ構成をしています。
仕事して、お店探して、ひとりご飯を食べる。
本当に本当に、これだけなんですよ。
おもしろポイント(小)
もちろん、おもしろポイントはたくさんあって。
五郎さん、細いのにめちゃめちゃ食べるし。
S8第1回では、中華釜飯にえびワンタンメンにあひるのパリパリ揚げ食べた上に、丸鶏蒸し半身を持って帰ってた。
五郎さん、他のお客さんのところに運ばれてきた料理をめちゃめちゃ見るし。
参考にしたい気持ちはわかるけど、立ち上がってみてはいかん。不審者ギリギリやで。
五郎さん、下戸だからか白いご飯大好き。
我が家では五郎さんが「ごはんのおかわりください」と言うと、キタキタ!と盛り上がります。
五郎さん、食べながら心の中でめっちゃしゃべる。
焼肉食べながら「いまオレの胃は溶鉱炉だ」とかうまいこと言いつつ、もりもり食べる。
何より五郎さん、本当に嬉しそうに食べるし。
一口食べては、顔がほころぶんですよ。
どれもこれも五郎さんの「ただただおいしいものを食べたい」という一心から発生してるおかしみなんですよね。
もちろん自分たちにも心当たりがあるもんだから、思わずふふふと笑ってしまいます。
おもしろポイント(中)
食事風景だけのドラマだなんて、盛り上がりも何もないんじゃないかと思うけど、実はそんなことはありません。
おなかがぺこぺこなのに、商談が全然終わらなかったり。
飲食店が全然ない住宅街で途方にくれたり。
食べるつもりだった料理を突然に変更したり。
多すぎるメニューから最高の組み合わせを考えたり。
目当ての料理が売り切れで出端をくじかれたり。
届いた料理が予想を超えるおいしさだったり。
ちゃんと盛り上がりやドラマがあるんですよ。
私たち、ドラマは壮大な紆余曲折があってしかるべきと思い込んでますけど、本当は食事1回にだって自分の中ではストーリーがあるんすよね。特に気にしてないだけで。
だからって、毎日の食事の中にこそドラマがあるーーー・・・・なんて説教くさいことは一切言わないところもまたいい。
おもしろポイント(大)
上記のおもしろポイント(小)(中)もいいんですけど、このドラマにはさらに素晴らしいポイントがありまして。
何も考えずに見ていられること。
意味だの意義だの価値だのいいねだの、毎日毎日いろんなことを考えまくっている私たち。
でもね、孤独のグルメを見ている時だけは何も考えなくていい。
五郎さんがおいしそうにご飯を食べるところをただぼーっと見ていればいい。
あれおいしそうだな、五郎さんたらうまい注文したな、まだ食べるの?大丈夫?などなど。
何の生産性もない30分ですが、これ以上平和な30分は他にありません。
だからこそ、何回でも繰り返して見ていられます。
おもしろポイント(最大)
ここまでつらつら書いてきていますが、私が孤独のグルメを愛する一番の理由は他にあるんですよ。聞いてください。
それは、ひとりで食べているってこと。
これはもう私の拙い文章より、下記を読んでもらった方が早い。原作マンガのセリフです。
独りで静かで豊かで・・・
うわあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!
はじめて読んだとき、ハンマーで頭を殴られたくらい、いやそれじゃ足りない、頭に隕石がぶつかってきたくらいの衝撃を受けました。
現代人がモノを食べるということをこれ以上に的確に表したセリフがあるでしょうか。いやない。これからもきっと出てこない。
私はひとりの食事が好きなんですけど、本当にこのままの理由だもの。
逆にビジネスランチが大嫌いなのも、ここにある「誰にも邪魔されず自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ」が侵されるからなんですよ!!!!!
豪華な食事だろうが、ベンチで食べるコンビニのサンドイッチだろうが関係ない。
原作もドラマもこのセリフが中心にあって作られているから、見ているこっちもなんというか救われた気分になるんじゃないかと思います。
最後に
五郎さんはきっとこれからも、ひとり静かに自由に食事を続けることでしょう。
一般人の食事を描く孤独のグルメは、世界で一番小さなドラマなのかもしれません。
今年もおおみそかの生放送するのかなあ。
おおみそかくらいゆっくり休んだらいいのに、五郎さんは忙しいなあ。
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。