どうも、カタカナことカタオカカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
月曜日はミニマリズムの話。
便利か、愛着か。さあどっちを取る?
カタカナのキッチンに刺客現る
夫がこれを買ってきました。
人気商品のため、すでに使われている方も多いかと思います。
「水野真紀の魔法のレストラン」情報(関西の食べ物情報番組)によると、現役の料理人が多数愛用しているとのこと。
へー、どんな感じなのかな~と興味本位で使い出してみたら、
これだけの調理器具がいらなくなってしまいました。
- 木べら
- おたま
- とりわけスプーン
- さいばし
混ぜる、炒める、すくうなど、調理の基本操作はほぼこの1本でまかなえてしまいます。
一回一回洗う手間を惜しまなければ、しゃもじとしても使えました。
シリコーンのしなりのおかげで、フライパンに残った液体もきれいにとれる。熱にも強い。
うはあ、こいつは便利だ。
料理人が愛用する理由がわかるような気がします。
一台二役以上に活躍する、大変にミニマリスト好みな一品といえるでしょう。
カタカナ、迷う。
じゃあ、写真の道具たちとはさよなら~となったかというと、実はまだ迷っているのです。
この調理スプーンは本当に便利です。
ちょっと重いことは気になるけど、まあまあ許容範囲ですし。
ただね、シリコーンだと長く使っても味が出てこないなあと。
木製の道具って、長く使っていると色が変わってきてよい雰囲気をかもし出すじゃないですか。
愛用の道具感といいますか。
「老舗の佃煮屋さんが毎日使ってるうちに、磨り減って小さくなった木べら」的なもんに憧れがあるんですよ。あれ、かっこよくないですか?
シリコーン製にそれは望めません。
劣化せず長く使えると言えば、大変な美点でもあるんですけど。
本体の色が黒いのも「料理の色が移らなくて便利!」な反面、何だか面白くないとも感じて。
見方を変えれば短所も長所、また逆もしかりとは言ったもんですね。昔の人偉い。
そういえば色が変わるところがいいと思って木製を買ったんだったと、購入当時の気持ちまで思い出してしまって、ますます迷う結果になっています。
便利はお金を出せば買えるけど、経年経過や愛着はお金では買えないんだなあ。
みつをみたいなこと言ってますけど、実際にそういう場面に遭遇しないと気づかないものですね。
最後に
調理スプーン、木製道具にはしばらく同棲してもらうことにしました。
調理器具版・ママレードボーイとして、これからどうなるのか見守っていこうと思います。
夫の意見も聞いてみよう。
1年前なら迷わず便利を取ったけれど、私も丸くなったもんです。
絶対的に法を守る相棒・杉下右京から、犯人に温情をかけるはぐれ刑事純情派になったってところだな(分かりにくい)
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
ではまた明日。