いまのご時勢にこそ、太陽の塔を! ー人間の文化が作り出した圧倒的パワースポット-

太陽の塔 土曜日:雑多な話2

どうも、カタカナことカタオカカナです。

いかがお過ごしでしょうか。

カタカナ
カタカナ

土曜日は雑多な話。

暗い世の中に圧倒的なエネルギーを!

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いまこそ必要な場所がある

2020年3月現在、コロナウィルスの影響でお出かけにも気が引ける昨今ですねえ。

早く収束することを願うばかりです。

お部屋で過ごしてばかりで退屈されているかもと思いまして、いまの日本に必要な場所をご紹介したいと思います!

それは・・・・・

太陽の塔

太陽の塔です!

ばばーーん!!!!大阪の誇り!!!

カタカナ
カタカナ

私は大阪生まれじゃないけど、

ネイティブもぜったいそう思ってるはず!!!!

ほら、いま全体的に暗いといいますか、見通しが立たなくて、世間全体がうすぼんやりした灰色って感じじゃないですか。

だから今こそ太陽の塔を!

見て、この唐突さ。

ごちゃごちゃ言わせない謎の説得力。

特に駅から出たときに、パッと見えた時の異世界間が最高です。取り忘れたけど。

ほんとね、死にたい気分の時に見ると「もういっか」って気分にさせてくれます。

内部にも入れるよ

太陽の塔の内部も入ることができます。

老朽化で長らく入ることができなかったのですが、数年前に補修工事が終了し、一般公開されるようになりました。

入館は予約制です。

トップページ | 「太陽の塔」オフィシャルサイト
「太陽の塔」オフィシャルサイト - トップページ - 2018年(平成30年)「太陽の塔 内部再生」事業では塔の耐震工事の実施とあわせて、「生命の樹の生物群」や「地底の太陽」とともに復元し、平成30年3月に一般公開を開始しました。

公開直後はずっと予約がいっぱいの状態が続いていましたが、現在は平日なら当日予約でも入れることが多いようです。

私の前説はこれぐらいにしておいて、これが太陽の塔の内部だ!

赤い。

どこまでも赤い。

内部は一本の大きな樹が上から下まで貫いています。

これは「生命の樹」という、地球の命の歴史が表現されたもの。

どこまでも命と向き合っていた岡本太郎らしいテーマですね。

 

一階は原始の世界。

海の中で生まれた単細胞生物が少しずつ細胞を増やし、殻を持ち、自在に動ける体を手にし・・・と進化していく様が表現されています。

上を見上げると原色の枝が無数に伸びて、その先に様々な生き物たちが浮かんでいるのが見えます。

この先の先に人類がいる訳ですね。

今はとてもじゃないけど見えません。

 

よく見ると壁が△の連なりになっています。

波を表現しているのかしらと思いきや、音の反響を計算して作られたものなんだそうな。

つるんとした壁より、こうやって△△△となっている方がドラマティックに見えますね。

 

この内部、すなわち生命の樹の一番上まで階段を登って上がっていきます。

(階段を使えない方のためにエレベーターも設置されてます)

とはいえ、好き勝手に上っていける訳じゃなく、グループ単位で行動です。

だいたい30人前後でしょうか。法律と耐震的なことらしいです。

グループ単位で階段を上がり、数分見たら、また1階上がって数分見て、また1階上がって数分見ての繰り返し。

原始 → 命が地上にはい上がってきた時代 → 爬虫類の時代 → 哺乳類登場 → 人類登場(抜けてるかもしれない)

各階にスタッフさんがおり、生命の樹がどの時代にあるのか説明をしてくれます。

 

上はこうなっています!

と言いたいところなのですが、ここから先は撮影禁止です。

何でも上からモノが落下しないようにとの配慮とのことで、スマホやカメラだけでなく、落ちそうなモノはすべてしまわないといけません。(ジェットコースターでよくある指示)

各階を見学して、生命の樹の頂上、つまり人類の誕生と現在にたどり着くには約20分ほどかかります。

ここはちょうど太陽の塔の手のあたり。

何がびっくりしたって、万博当時はこの手が非常階段になってたってことですよ。

手の中に階段が設置されていて、これがまた大変フォトジェニックでした。

そうそう、全く写真が撮れないわけではないんですよ。

こういったいかにもインスタ映えしそうな場所にはフォトスポットが設置されていて、有料で写真を撮ることができます。

生命の樹のてっぺんから下を覗き込むと、さすがに1階はよく見えなくなっていて、

ああ、こんな長い進化を経て自分の命はここにあるのだなあ・・・

としみじみとした感動がありました。

(高所恐怖症ののんきち(夫)は「とてもじゃないけど見られない」とのこと)

最後に

内部を見終わった後に外側を見ると、また違った感慨があります。

うーん、やっぱり外側のインパクトすげえな。

エネルギーの塊みたいな場所です。

多分世の中にはあまり知られていないと思いますが、2025年に大阪万博が開催されるんですよ。

健康、長寿がテーマらしいんですけど。

「いま、ここにある命を燃やし尽くせ!」的な岡本太郎から、「健やかに長生きしたいよねー」に時代が180度変化しつつあるのかもしれません。

2025年の万博って、過去の万博と絶対に比べられると思うんですよ。

岡本太郎ほどの芸術性とカリスマ性を持ち合わせたプロデューサーがいない中で、どうやって独自性を出して、前回を乗り越えていくつもりなんだろうか。

ひとりのカリスマが突き破るのではなく、みんなの知恵と力を集結してより良くしていくってのも時代性の表れなのかしら。ネット時代っぽいですね。

 

太陽の塔が発しているエネルギー値はすさまじいものがあります。

異世界にぶち込まれる感じといいますか。理屈じゃないといいますか。
何だか分からんけど、全てを通り越して神々しさすら感じます。

一般的にパワースポットって神様や自然だったりしますけど、太陽の塔は人間が作った桁外れのパワースポットじゃないかと。

 

太陽の塔がある万博公園には民族博物館(みんぱく)も併設されています。

世界中から集められた服や置物や民族物が多数ありまして、見終わると

「文化ってすげーーー!!!!」

と思わずにいられません。文化こそ人間の力だなあと。

太陽の塔もみんぱくも、実は人間ってすごいんじゃないかと自信を持たせてくれます。

だからきっと文化の力で、コロナウィルスも共存できるようになるはず!
(強引な締め)

カタカナ
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今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。

それではまた明日。