どうも、カタカナことカタオカカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
水曜日は芸能世界の考察。
若者って本当にテレビを見てないのか?
若者は本当にテレビから離れてるのか?
最近、ずっと考えていることがありまして。
「本当にテレビって見られていないのだろうか。」
若者のテレビ離れとか言いますが(最近の若者は米やら車やら色々なモノから離れてることになってるな)、それって本当なのかと。
テレビの話題がTwitterトレンド入りする
何でこんなことを考えているかといいますと、きっかけは豆柴の大群なんですよ。
頭の中が犬でいっぱいになった方、和風総本家の歴代の豆助が浮かんだ方、どちらもお気持ちお察しします。
豆柴の大群は2019年12月にデビューしたアイドルグループです。
水曜日のダウンタウンの代名詞になりつつある、安田大サーカスのクロちゃんが初代プロデューサーをつとめていました(名付けもクロちゃん)
オーディションを追ったコーナー「MONSTER IDOL」はクロちゃんのあかんとこ総出演って感じで、各所で観客から悲鳴が上がる仕上がり。
真面目な話をしちゃうと、このときのクロちゃんは日本男性のブラックな女性観の代表というか、圧倒的な権力を持った男性と従わざる得ない女性の構図、それを一方的に恋愛とすり替えようとするTwitterにありがちな女性軽視と女たたきがごちゃ混ぜの完全ハラスメント案件だったんでね、間違いなくモンスターなコーナーでした。
最終的にクロちゃんが解任&罰を受けるという結果になりましたから、ハラスメントには社会的な罰が下るっつー話に一応はなったかなーと思っております。
でね、コーナーが放送されるたびにTwitterのトレンドに入るわけですわ。
#水曜日のダウンタウン #クロちゃん #MONSTER IDOL と複数のトレンド入り。
この動きを見ていたら、本当にテレビって見られてないのかな?と思いません?みんなテレビ見てるやんって。
若者もテレビを見てCD買ってるやん
先に、クロちゃんは解任済み&罰を受けたと書きましたけど、これは視聴者投票で決定しています。
豆柴の大群のデビューシングル「りスタート」には、続行ver.、解任ver.、解任&罰ver.の3種類のジャケットがありまして。
クロちゃんの今後にふさわしいと思うバージョンを購入してもらい、いちばん売れたジャケットの通りにするという、どこぞのAKB商法みたいなことをしていたんですよ。
結果は下記の通りでした。
解任ver. 1万8231枚
解任&罰ver. 3万1736枚
・・・・みんなめっちゃテレビ見てるやん!見てる上にCD買ってるやん!
3バージョンあわせて約7万枚、ひとり3枚買ってたとしても2万4千人がテレビ見て買ってるぞ。
3分の1が10代20代だとすると8000人!
若者はテレビを(一部分)見てる
この豆柴の大群の流れを見ていると「若者はテレビを見ない」じゃなくて、
「若者は面白いと思うテレビ番組だけ見てる」が正しいんじゃないかなーと思ったわけです。
YouTubeも音楽も本もインスタも娯楽が選び放題の現代、テレビも見たいと思ったとこだけ見ている。よその媒体で見られないものがあれば見るんですよ。
何だかマルチっていうか、マルチな才能とかいうと小室哲也がシンセに囲まれてる映像が頭に浮かんじゃうんですが、忙しい若者のみなさんは情報も娯楽もうまく切り取りつつ、乗りこなしてるんでしょうねえ。
最後に
私なりのまとめとしまして。
テレビを見て欲しいと思うなら、ダラダラしたクイズ番組や雑学番組、衝撃映像番組をやめてテレビでしかできない番組を流すしかないんじゃないのかなあ。
是非はともかく、MONSTER IDOLは水曜日のダウンタウンでしかできない企画だったもの。
ここからは余談。
MONSTER IDOLでクロちゃんが行き過ぎた言動を取るとかかる曲があったんですよ。
BishのNON TiE-UP。
この曲をかけたことに対してファンの皆さんが拍手喝采してたんで、気になって聞いてみたらコーナーの内容にあまりにぴったりでびっくりしました。
(アイドルとは思えないすげえ歌詞の曲)
そこからBishが気になりだして、今やすっかり大好きになってしまいました。
何がどうつながっていくか分からないものですねえ。
人生万事塞翁が馬、たまにはテレビも役に立つ。
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。