どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。
いかがお過ごしでしょうか。
水曜日は芸能世界の考察・・・・
求む!イカした悪役!!
プロメアをみてきた
やーーーーーっとこさ、映画「プロメア」を見てきました!
公開時にCMを見て、見に行きたいな~と思ってから3ヶ月、ほんと自分の腰の重さにびっくりします。
こうやって無事に見にいけたのも、当作品がまさかまさかの3ヶ月ロングラン上映中だから!
無名(失礼)のアニメ映画だと考えるとすさまじい快挙ですね。
ほんとすごい。
ちなみにトップの写真にあるイラストですが、100日上映達成記念として観客みんなに配られていたようです。
アニメなんだから、けちけちしないで面白くしようぜ
ブログはまず結論から!が鉄則でございますので、感想を述べますと、
面白かった!!
なんつーか、海鮮丼全部乗せみたいな。
けちけちしないで、みんなが好きな具を全部のっけようぜ!大盛りにしようぜ!って感じ。
脚本を書かれた中島かずきさんは、劇団新感線の座付き脚本家。
私、新感線好きなもんで、どうしても舞台と比べてどうかという目線で見てしまいます。
舞台で出来ないこと(ロボットとか宇宙とか)を昇華されているなーと思うと同時に、プロメア的なことを舞台でやってる新感線すげえと改めて感心させていただきました。
アニメも舞台も、エンターテイメントなんだから思いきり楽しく!が貫かれている。
五右衛門ロックという舞台の中で、「芝居だったらど派手に!」と古田新太が歌うんですが、
今回は「アニメだったら超ど派手に!」って感じでしたねー。
堺雅人が最高だった
当プロメア、やはり見所は堺雅人だったように思います。
ごく控えめに言って最&高でした。
いやー、確かにすごかった。うまかったわー。
松山ケンイチも早乙女太一もめっちゃ上手だったけど、それを上回るうまさ。さすが。
なんとなくだけど、中島かずきさんは堺雅人であて書き*したのかな?
(*演じる人を決めてから脚本を書くこと)
そう思うくらい、ぴったりはまった役でしたわ。
新感線の「蛮幽鬼」で殺し屋役やってたけど、それ以上に吹っ切れていてよかったですね。
滅殺開墾ビーム!なんて
堺雅人の声で聞ける日がくるなんて思ってなかった(笑)
悪役こそ、うまい俳優さんに演じてほしい
世間の反応を見つつ感じたのが、脚本・作画・演出どれも素晴らしかったけど、
そこに「ベテラン俳優が悪役を演じる」ギャップが加わって、ここまでのムーブメントになったのではないかって。
「堺雅人ってこんな演技もできるのか!すごいな!」と、みんなが再発見したんだと思うんですよ。ベテランのベテランたる所以を見せ付けられたといいますか。
逆に「うまい俳優さんが悪役を演じると、こんなに面白い作品になる」とも言える。
今のテレビドラマにはあまり悪者がいない気がします。もちろんいるんだけど、それっぽいだけというか、上辺だけの悪役っていうか。
主人公と同じくらい魅力的、いや、それ以上に魅力的な悪役がいるドラマは面白いもの。
悪役にこそ実力がある人が必要なんですよね。
当然といえば当然なんだけど、プロメアはその当たり前に気づかせてくれたように思います。
今回、堺雅人が振り切った悪役をやってくれたおかげで「ベテラン俳優」にも「悪役」にもスポットライトがあたりました。
どちらも世間から見直されますように。特に悪役。
プロメアの成功をお手本にして、ベテラン俳優がガンガン悪役やってくれる世の中になりますように!
「この俳優さん、実はこんな役もできるんやな・・・」とうならせてもらえますように!
今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。
それではまた明日。