塩スイーツにまつわるエトセトラ -食べて書いてまた食べる話⑫ー

塩スイーツにまつわるエトセトラ 火曜日:食べ物の話

どうも、非効率系ミニマリストのカタカナです。

いかがお過ごしでしょうか。

カタカナ
カタカナ

火曜日は食べ物の話。

塩スイーツって登場したときびっくりしましたよね・・・

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塩スイーツの歴史は浅い

塩キャラメル。

いまやメジャーな存在になりつつありますが、登場した時、そう多分10年ほど前、それはそれはセンセーショナルでした。

え!?甘いの?しょっぱいの?と誰もが疑問を抱いたものです。

あれよあれよという間に大ブームになって、いまや定番。

それから塩バニラだとか塩バタースコッチに塩ソフトクリームだとか、甘い中に塩を効かせた「塩スイーツ」がたくさん登場しています。

おやつは甘くてなんぼ

私のような甘いもの大好き人間なら、きっとすぐに飛びついたであろうと思われるかもしれませんが、まったく食指が動きませんでした。

ほんっっっっっっっっっっっっとうに全く興味が湧かなかったのです。

 

だって、おやつって甘いものなのにしょっぱいってどういうこと?と。

おやつの時間とは「甘いものを合法的に、誰にも責められず、大手を振って食べられる」貴重な機会であるのに、なぜにしょっぱくするのか?

しょっぱい味は朝昼晩の食事で十分じゃない????

(私の中ではせんべい・ポテトチップスはおやつじゃなく軽食扱い)

 

すいかに塩の法則だよと言われても、わたしゃすいかが苦手なんで例えられてもよくわからないんだよなー。甘いものに塩付けたらおいしいとか言うけど、いちごに塩つけないやん?じゃあやっぱり塩いらないんじゃない?

カタカナ
カタカナ

などなど、せっかくの甘いものに塩をいれるなんて邪道!!として、

完全に食わず嫌いをしておりました。

運命のホットケーキ

しておりましたって書いているから、まあもちろん過去形なんですよ。

いまは「絶対に食べない!」なんてことはなく、気が向いたら食べております。

 

でね、なぜ食べるようになったかといいますと、あるお店のホットケーキがきっかけなんです。

カタカナ
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あるお店とは「THE・TEA powerd by ムレスナティー」

ここのホットケーキが私の運命を変えたのです。(大げさ)

THE・TEAは紅茶専門店ですが、ティーフリーという紅茶飲み放題スタイルを取っているめずらしいお店です。(わんこそばのように色々な紅茶が次々注がれるストロングスタイル)

MLESNATEA OSAKA (西梅田/カフェ)
★★★☆☆3.62 ■予算(夜):¥2,000~¥2,999

 

紅茶もとてもおいしいのですが、もうひとつのお店の名物が「究極のホットケーキ」。

ホットケーキ

このホットケーキ、紅茶風味のシロップと一緒に塩も提供されるんですよ。

(写真には写ってません・・・)

「食べ進んだら、お塩をちょっとかけると塩キャラメルみたいになっておいしいですからどうぞ」とお店の人が勧めてくれたんですけど、こちとら砂糖原理主義者だから「ははっ、またまたご冗談を」と思った訳ですわ。

 

もちろん塩なんざ振りかけずにシロップだけでいただく。

銅版でじっくり焼き上げたふわふわの生地にシロップが染み込んで、これがまためちゃめちゃおいしくて。

おいしいおいしいを連呼しつつ半分食べ終わった頃、ようやく塩の存在が気になりだしたのです。

カタカナ、未知の衝撃

私のような砂糖原理主義者だとしても、さすがに目の前にあると気になるものです。

・・・・まあせっかく出してもらったのだし、ちょっとだけ試してみようかな。

 

シロップの上にパラパラと塩を少しだけ。

すでにおいしい状態であるのに、その状態を放棄して変化を与えようだなんて冒険以外の何物でもないですね。恐ろしい事です。

万が一に備えて、最小限の被害に留まるよう少量しかかけないの。

慎重に慎重に絶対に後悔しないように最善の手を尽くす、これが食いしん坊クオリティ。

 

さて、半信半疑のまま、塩ホットケーキを一口ぱくり。失敗してもこれくらいなら取り返せ・・・

カタカナ
カタカナ

!!!!!!!!!!

なにこれおいしい!!!!!!!!!

まったりとした甘さの中に塩が入ると全体がまとまるような、相反して引き立てあうというか、食べてて飽きないというか、とにかくすんごくおいしい。

塩が入るだけでこんなに味が変わるだなんて。信じられない。

 

今までどうして試さなかったんだろ、私のばかばかばか!

もちろん残りのホットケーキには塩をかけまくって食べました。もはや塩をかけない意味がわからない。

この塩キャラメル風味ホットケーキとの出会いは、塩スイーツに対する私の偏見をすべて吹っ飛ばしてくれた痛快な思い出となっています。

まとめ

「いつもの」だったら失敗はしないけど、おいしいものに出会おうと思ったら多少の冒険は必要なんですね。

ちょっとの好奇心がぐっと世界を広げてくれることもあります。

あの時、ちょっと試してみようかなと思わなかったら、いまだに塩スイーツをディスってたかもしれません。

まあ、好奇心は猫を殺すって言葉もありますから、ほどほどが大事かもしれないですが。

 

ああ、あのホットケーキを思い出したら今すぐ食べたくなってきました。

もう1年以上食べていません。

しかしながら、なかなかタイミングがあわない・・・・なんて言っていると食べないまま死ぬ事になりかねないので、今年の夏中には食べに行こうと思います。

カタカナ
カタカナ

今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。

それではまた明日。