「ぢのつく食べ物」にまつわるエトセトラ -食べて書いてまた食べる話65ー

叫び 火曜日:食べ物の話

どうも、片岡カタカナです。

いかがお過ごしでしょうか。

カタカナ
カタカナ

火曜日は50音で綴る食べ物の話。

シリーズ史上最難関がやってきたよ。

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最難関・「ぢ」のつく食べ物

ない。

本当にない。

「ぢ」で始まる食べ物が全くない!!!

困ったら頼るネット検索ですら、ぢが全く引っかかりません。

外国の食べ物ならあるかなーと軽く考えていたのですけど、私が甘かった・・・

日本語で「ぢ」と書くと、どうしても痔の薬が頭に浮かんでしまいますが、逆に言ったら「ぢ」は痔以外に使い道がないのかもしれん。

やっと見つけた「ぢ」のつく食べ物

それでもあれやこれや検索して、やっと見つけましたよ。

「ぢ」がつく食べ物。

 

ぢどり。

うん、地鶏ですね。

まれーーーーーに焼き鳥屋さんの看板にありますよね、習字みたいな字で「ぢどり」って。

あれ見ると一瞬頭がフリーズしないですか?

少々の間の後に、あー地鶏ねと納得する訳ですが、まあぢどりって書かないし読まないですもんね。

テストでぢどりって書いたらバツになります。

 

土地の「ち」と、目地の「じ」が混ざって「ぢ」という読み方が誕生したのでしょうねえ。

あながち間違ってない気もする。

「ぢ」と書いた方が、断然強そうだし。

だから痔の広告も「ぢ」って一文字書いてあるんでしょうけど、こんなに文字力(もじちから)がある字はないっすね。北大路欣也の目力みたいなもん。

 

地鶏の流れで思い出したのですけど、地粉というモノもありますね。じごな。

あまり聞かないですが、地元で生産・加工・消費される小麦粉ってことらしいです。

地粉を上手に使って日本の小麦粉を守ろう~オススメの地粉はこれ!~ | 心の木の育て方

地鶏を「ぢどり」と書くなら、地粉も「ぢごな」でいいような気がする。

すんごい大きくみたら同じカテゴリーだと思うのですけど、どうでしょう。

土地に根付いた食べ物的な。

最後に

いま疑問がひとつ浮かびました。

土地のニワトリは地鶏なのに、豚や牛を地豚や地牛と呼ばないんだろう。

豚と牛はブランド豚・ブランド牛と言われますよね。

そりゃブランド鶏と呼ぶこともあるけど、やっぱり地鶏と呼ぶほうがずっと多い気がする。

なぜだ?

 

小麦粉に「地粉」として地の字をつけているのに、同じ食肉である豚・牛には地をつけない。

これは、完全にニワトリ差別ですよ。

地牛(ぢうし)は流石に呼びづらいけど、地豚(ぢぶた)はゴロもそんなに悪くないと思うのですけど。

あれか、じぶただと、ものすごく下層の豚っぽいというか、泥に塗れた汚い野生の豚みたいだからかな。肉が臭そうだもんな・・・

 

これもやはり「ぢ」の持つ文字力(もじぢから)が強すぎるせいかもしれん。

「ぢ」、この字は食べ物の天敵ですね。

カタカナ
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今日もここまでお読みいただいてありがとうございました。

それではまた明日。